薄桜鬼 貴方に出会うーpart３ー

ほ、本命は... 千鶴side- ページ3

私が言いたいこと、、、
伝えなくてはならないのは、
そんなことじゃない。

息をするのに精一杯の口から
絞り出すように言葉を発す。

千鶴：ほ、本命は.....池田、屋....

言いかける私を手振り出押しとどめ
土方さんの表情は厳しくなった。

土方：本命は、あっちか。

私は何度も、必死に首を縦に振った。

斎藤：.....敵の会合場所は池田屋である、と？

斎藤さんが確認するように言葉を吐くと
土方さんは私を指した。

土方：山南さんなら脱走を見過ごさねぇ。つまり、こいつは総長命令で屯所を出たってことだ。

ひゅう、と原田さんが口笛を吹いた。

原田：よく俺らと合流できたな。京の地理には詳しくないんだろ？
千鶴：やま、.....山崎、さんが.....！

ぜぇぜぇと呼吸を乱しながら、
ここまで連れてきてくれた人の名を告げた。

土方：会津や所司代はどうなった？もう池田屋に行ってるのか？

言葉はもう続かなくて、首を横に振って答えた。
そして、土方さんは短い思案の後で決断した。

土方：斎藤と原田は隊を率いて池田屋へ向かえ。俺は、余所で別件を処理しておく。

斎藤さんと原田さんは
副長の判断を信用して即座に動き出した。

斎藤：お前もこれ以上の単独行動は危険だ。俺たちか土方さんかどちらかに同行しろ。

言葉の意味は理解できたから
呼吸を整えなから素直に頷く

ここで置き去りにされると
屯所までの帰り道もわからないし....

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作者：こんにちは〜。もうすぐで8月も終わりますね。

私のところでは9月から就職に向けて面接指導があります。

中学生だと高校入試などに向けて動き出す頃から？

みなさん、頑張ってください。

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