薄桜鬼 貴方に出会うーpart３ー

守れるように 沖田side- ページ13

僕は一人、道場で素振りをする。

〈ｶﾞﾗｯ〉

？：あ、いたいた。

道場の入口から聞きなれた声がする。

沖田：どうしたの？かおりちゃん
かおり：それはこちらのセリフです

そう言いながら道場の中に入ってきた。

......。

かおり：怪我も完治してないのに。土方さんが心配してましたよ。
沖田：ふーん。
かおり：一人で素振りをするの楽しいですか？
沖田：全然、でも、こうしてないと落ち着かないんだよね。
かおり：........。

かおりちゃんは道場の隅っこに座り込んだ。

僕は、気にせずただただ降り続けた。

かおり：総司さんは、近藤さんのためにその刀を握るんだよね

唐突に話を始めたかおりちゃんに
少しばかり驚いた

かおり：もしかして、あの池田屋の事を根に持ってるの？
沖田：そんなことないよ。ただ、寝ているだけだと体がなまるからね

なんて、言いながら素振りをする。

かおりちゃん。
ホントはね、近藤さんのためになんでもするって決めてた。
でも、あの時。
君は怪我をするのも覚悟で僕を助けようとした

僕は、君を守るつもりだった。
でも、君に守られた。

だから、僕は
君を守れるように、強くなるんだ。
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作者：こんばんは〜

今日は入社試験でﾄﾞｷﾄﾞｷしました。

就活のみなさん
頑張ってください！

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