意外な組み合わせの3人組 ページ7
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かおり:おはようございます。
伊東:ああ、君ですか。おはよう。
出てきた、伊東さんたちに挨拶をすると
伊東さんの態度に疑問を浮かべながら
伊東:命が助かったようで、何よりですわね。
かおり:はい、ありがとうございます。
伊東さんは昨日の夜とはうって変わって、上機嫌だった。
かおり:なにか、あったんですか?
伊東:ふふふ、知りたい?
勿体ぶるように彼はこちらの様子を伺ってくる。
かおり:…知りたいです。
伊東:教えない。
かおり:………
伊東:あっはははは!まあ、君にもすぐにわかりますわ。
ねえ、藤堂くん、斎藤くん?
かおり:………?
どういうことなのかと、
平助と斎藤へと視線を移すが
藤堂:……ん、まあ、なぁ
僕と目が合った途端、
平助は、視線を逸した。
どうして…?
かおり:えーと、斎藤…?
斎藤:今は知る必要はないと言うことだ。
平助とは対照的に、斎藤は僕の視線を真正面から受け止めた。
でも、その瞳からは何の感情も感じ取れなかった。
斎藤:行きましょう。伊東さん。平助も行くぞ。
藤堂:あ、ああ…。じゃあ、またな。かおり。
三人は、その場から去っていった。
…何?何なの?
一体、どういうこと?
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作者名:つやか | 作成日時:2022年5月6日 11時