検索窓
今日:32 hit、昨日:17 hit、合計:5,268 hit

局長の思いと千姫の思い ページ26

×××

反対したのは土方さんだけじゃなかった。
近藤さん以外の全員が口々に異論を唱える。

山南:せめて、誰か一人、立ち会うべきでしょう。
あちらも君菊さんに来てもらえばいい。
近藤:まあ、いいじゃないか。

近藤さんは、幹部たちの顔を見回す。

近藤:この子たちは、無茶なことはしないよ。
ちゃんと道理をわきまえた子たちだ。それに、雪野くんの腕前なら雪村くんの護衛としても大丈夫。
なあ、雪村くんに雪野くん。
千鶴:はい。皆さんを裏切るような真似はしません。
かおり:はい、もしものときは、千鶴を守ります。
沖田:仕方ないなあ、近藤さんが言うんじゃ。」

沖田さんの言葉が、みんなの気持ちを代弁していた。
局長の決定の重さ・・・もあるのだろうけど、それ以上に、近藤さんの人柄だろう。

山南:彼女たちだけになった途端、そのまま彼女を連れ去る。・・・なんてことはないでしょうね?

山南さんがお千ちゃんに念を押す。

お千:心配は無用です。私は風間たちとは違います。
千鶴:・・・大丈夫です。お千ちゃんが、悪い人じゃありませんから。
かおり:そんなことをするような子には見えませんが。
お千:ありがとう。千鶴ちゃん、かおりくん。

お千ちゃんは、優しく微笑んだ。

かおり:では、局長のご好意甘えて部屋を変えましょう。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←鬼の副長と局長の判断



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.3/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 沖田総司 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つやか | 作成日時:2022年5月6日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。