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天井と来客 ページ16
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かおり：……そろそろ寝なくちゃな。
自分に言い聞かせるように呟いた。
その声は、部屋の中でこだまして消えた。
今夜は、やけに頭が冴えている。
…何だろ？
気持ちが高ぶっているみたい。
昼間に久しぶりに、原田たちと稽古をしたせいかな？
でも、これで明日の朝、寝坊したら
何やってるんだろうって感じだよね。
とにかく、頑張って寝よう。
そう思って、再び目を瞑ろうとした時だった。
？：今いいか？ちょっと広間まで来い。
かおり：は、はい！？
土方さんの声だ。
その声で慌てて飛び起きた。
かおり：な、なんでしょうか？
土方：おまえに客だ。
お客さん？
一体、誰だろう…？
土方：恐らく、来ればわかる。早くしろ。
かおり：はい
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作者名：つやか | 作成日時：2022年5月6日 11時
