ざくろの恋 ページ7
「越前のやつ…」
桃城先輩が貧乏ゆすりをする。
10分も集合時間に遅れている。
「来たぞ!!」
大石先輩が声を上げる。
越前君はジャージを着ず、半袖で来た。
汗が半端ない。
走ってきたのだろうか。
「はぁっ…はぁはぁ…」
ここまでくると、膝に手をついて呼吸を整える越前君。
「何でこんな遅かったの?」
私はタオルと一緒に聞く。
サンキュと言って汗を拭く。
「子供が産まれそうな「本当のこと言って」うっ…寝坊した」
菊丸先輩が越前君に飛びつき、皆が越前君の周りに
集まった。
「何やかんやで先輩達、越前君に甘いね」
「そやな」
「あれ?癒音と桔梗は?」
来てない…もしかして、2人も遅刻!?
「2人は休むって。癒音は従兄弟の結婚式。
桔梗は自宅警備員だ」
「ざくろ…そこはひきこもりって言ってあげようよ」
「バスを待たせてるんだ。行くぞ」
手塚部長と竜崎先生が率先して動く。
この2人がいなかったら、頼れるのは大石先輩ぐらいだよね。
「ここが…」
森の中でコテージだった。
隣はさしずめ、立海のコテージってところか。
まず部屋に荷物を置いて、私を含め3人は
1年生組、堀尾くん、カチローくん、水野くんと
スポドリ、タオル等を用意する。
コテージの外に置いておくと
人の喋り声が近付いてくる。
「おぉ!!ここッスか?!」
何か、ワカメみたいな人がひょいっと顔を出した。
目が合うと
「もしかして、おたく等が青学のマネージャー?」
まぁ、そんなもんだ。
私達は頷く。
「センパーイ!!青学、もうついちゃってますよー!」
大きい声で呼びかけている。
それから間もなくゾロゾロとお馴染みの、立海のジャージを着た人達が
来た。
その中で、赤髪の…
丸井ブン太
ざくろには一発で見つけられただろう。
丸井先輩もざくろを見つけると
「おぉ、ざくろじゃん。久しぶりだな」
「…っうん」
みるみるざくろの顔が赤くなる。
だって、ざくろは丸井先輩に
「千鶴先輩!青学のマネージャーッスよ!」
ワカメ先輩が連れてきたのは美人な人
「夢ケ丘 千鶴です。よろしくお願いします」
年上なのに、礼儀正しいんだなと思った。
ざくろの顔がこわばっていた。
「丸井の幼馴染は君か?」
目を閉じた人がざくろに聞く。
そんなこと、知ってたんだ。
ざくろは頷く。
「柳だ。よろしく」
「…神塚です」
自己紹介をする2人。
「ねぇ、ブン太」
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二葉和紀(プロフ) - わー!!面白かったです!もしよかったら続編書いてほしいです! (2014年2月17日 11時) (
レス) id: b8b70e0d3d (このIDを非表示/違反報告)
紅林(プロフ) - 面白いですwその後とか見たくなりますねw (2013年10月14日 2時) (レス) id: d9c0f2187b (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃん☆(プロフ) - kaminaさん» ありがとうございます(^-^)/頑張ります!! (2013年7月15日 12時) (レス) id: 1df1de37d5 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃん☆(プロフ) - アリスにゃんさん» ごめんなさい(⌒-⌒; )今調べましたが違う作者様の作品です。なーちゃん♪様の作品ですよね?私はなーちゃん☆なので違うんですよね笑ごめんなさい( ´ ▽ ` ) (2013年7月10日 17時) (レス) id: 1df1de37d5 (このIDを非表示/違反報告)
なーちゃん☆(プロフ) - 灰音♪さん» ありがとうございます(^-^)/続きかきます!! (2013年7月4日 19時) (レス) id: 1df1de37d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃん☆ | 作成日時：2013年4月18日 16時
