五色の姉ちゃんって五色との温度差激しいな【川西太一】

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「今日はどうだったか」




見学終わりに牛島さんが問う。





もちろん凄いと思った。

と言うか前の見学でもそれは思っていた。







「凄かったです」







「じゃあ、お前はマネージャーをやってくれるのか」






........




言葉に詰まる。




私は前に瀬見さんが言った通り
多分部活をやってもそこまで成績は下がらないと思う。


ただ、普通に面倒だからやりたくない。





でも、何故かこの人の頼みを断りたくない。









「..........貴方は本当に私にマネージャーをやって欲しいんですか？」




「あぁ」







私は覚悟を決めた。






「........分かりました。ではマネージャーを引き受けましょう。

でも一つ条件があります。



私は皆さんに関する最低限の仕事しかしません。
それが終わると私はすぐに帰らせていただきます。


それでもよろしいですか？」









その場に居る皆が驚いたような顔をする。



すると監督らしきおじいちゃんが









「いいだろう」




と言って来た。





そして私はバレー部のマネージャーになった。

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