五色の姉ちゃんって五色との温度差激しいな【川西太一】

41 ページ40

「お前が五色Aか」







放課後、私が家に帰ろうと思ったら



.........牛.......



牛若島利？何か今回は自信ある。

合ってる多分。






が話かけてくる。






毎日毎日面倒だな........








「何の用ですか？」






「お前にマネージャーをやってほしくてな」




まぁ予想通りだな。

別に驚かない。






「........他のバレー部の人には言いましたが
私は勉強で忙しいんです。そんな事をしている暇なんてありません」









私はいつも通り断る。









「.........良い物を育てるのは良い環境でしか育たない。

良い野菜は良い土、環境が必要だ。


そして良い選手を育てるためにも良い環境がなければいけない。


いい環境作りにはお前が必要なんだ」









「！」








今までの中で一番説得力がある。

この人は凄い。



心の底から思った。









「今日、また見学でもいいから来ないか？」









牛若島利さんが私が絶対来ると言う自信がある顔をしながら言う。









「........はい」







私は思わずそう答えてしまった。

42(白布目線)→←40(白布目線)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す