39(白布目線) ページ38
昼、俺と川西が一緒に食堂に行くと五色姉が一人で飯を食っていた。
マジでボッチかよ。
寂しいな。
「..............A」
川西が何かを呟いた。
俺はAと言っているような気がしたけど
川西は五色姉の事を名字で呼んでいるはず。
そんな訳はないと思い、
「え?今なんて?」
と聞き返した。
「いや、何でもない」
.
.
.
..........................
コイツまさか................
五色姉の事................
いや、まだ決めつけるのは早い
しかも川西に限ってあんな無愛想な奴の事.......
「天童さんに何か言われそうだし、五色の隣いかね?」
ん?
おい、なんか
マジでコイツ五色姉の事すk............
じゃない。うん。
決めつけるのは良くないぞ、俺。
信憑性は増したけどな。
「........まぁ別にいいいぞ」
俺と川西は五色姉の前の席にすわr..........
おい川西、なんでお前はわざわざ五色姉の隣に行くんだよ。
「あ、川西」
「おう。A」
.....................!?
な ん で な ま え で よ ん で ん の
今の今まで五色って呼んでただろ!?
こいつまさか本当に五色姉の事すk...........
いや、まだだ。
まだ確信までせまっていない。
俺たちが昼を食べているところに瀬見さんが
「おう!お前らも飯か!」
と当たり前の事を聞いてきた。
「あ!Aってそれ好きなの?」
「いえ、別にそう言うわけじゃなくてなんとなく」
五色姉と瀬見さんって本当に仲いいな。
そんな事を思いながら
俺はふと川西の方を見た。
川西は黙って瀬見さんを睨んでいた。
え。怖い。
川西怖い。
「なぁAお前本当にマネやんないの?」
川西は「コイツは俺のものだ」と言んばかりに聞く。
「.......勉強で忙しいから」
「でもAって頭良さそうだし、マネやってもそこまで支障はないだろ」
瀬見さんも「おい、おれのAなんでそう言うの止めてくれない?」
みたいな視線を川西に向ける。
激しい睨み合いが起こる。
.........うん。
この人たち絶対五色姉の事好きだな。
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莉兎 - 評価200こめ〜〜〜〜ウェーイ (2018年8月8日 0時) (レス) id: 8e6cda3aa7 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - 梓火さん» ありがとうございます!楽しみに待ってます! (2017年1月30日 6時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
梓火(プロフ) - イメ画描っきまーす!描けたらご報告させて頂きます!! (2017年1月29日 22時) (レス) id: 69a4487cc4 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - てりゅさん» ああああありがとうございます!!!これからも頑張ります!!!! (2017年1月22日 16時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
てりゅ(プロフ) - 五色君可愛すぎてもう最高です...。更新応援してます!頑張ってください(*'ω') (2017年1月22日 16時) (レス) id: bd13548204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:数の子 | 作成日時:2017年1月3日 15時