五色の姉ちゃんって五色との温度差激しいな【川西太一】

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体育館に着くと案の定エが監督に怒られていた。

多分シューズを忘れたからだと思う。







「エ、これ」




私がエにシューズを渡すと

エは申し訳なさそうに「ありがとう」とシューズを受け取った。









「今度やったら許さないって言ったよね？」






「ご...ごめん.........」








私がエを睨みながらエに怒っていると







「あ！！マネージャーやる気になってくれた！？！？！？」





と



て...て.....て.....天丼？


さんの大きな声が体育館中に響いた。







なんか答えると面倒くさそうだし
天丼さんと話して何の利益もないので




私は無視をし、

そのまま体育館を出ようとするが





「何で無視するの〜〜〜」




天丼さんが私の前に立って体育館から出られなかった。









「どいて下さい」





「じゃあマネージャーやってヨ！！！」






面倒くさい。


大体なんで私なんだよ。








「嫌です。
私がマネージャーをやって何の得が有るんですか？

それに私がマネージャーになってもあなた達に何の得も無いですよね？




互いになんの利益も無いのにマネージャーなんかやりませんよ」









皆はやっぱりあっけにとられてる。


だから何で。






「失礼します」





天丼さんがあっけに取られているうちに
私は体育館を出た。

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