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その日の放課後迷夢は教室で1人、勉強をしていた
迷夢はクラスの中では21人中20位という程の頭の悪さで今日は渋々残って勉強をしている
でも勉強は嫌いな迷夢は少し休憩とボーっとしていた
少し経った時ガラッといきなりドアが開いた 相澤先生かと思い目を向けるとそこには嫌いだけど好きな人…
轟焦凍がいた
「迷夢？何をしているんだ？」
「……勉強を」
「その割には手が動いてないように見えるが…？」
そう言いながら微笑む彼 嫌いになるほどかっこいい
「そういえば、頭悪かったよな？」
「ド直球に言うじゃん！」
「すまねぇ…なんか分からないとこあるか？」
「え？」
教えてやる と言いながら前の峰田の席を私の席と向かい合わせにして座った
(待て待て今轟焦凍が目の前にいるなんでだやめてくれ)
「どうしたんだ？」
「あ、特に何も無いよ！げんきげんきー！」
「そうか それでこれだが間違ってるぞ」
好きな人と2人きりで勉強をしているという事実に迷夢は勉強どころではなかった だが何も聞かないのも申し訳ないためなるべく聞こうと頑張った
「ふぅ〜！！終わったー！ありがとう 轟！」
「あぁ また何かあったら言ってくれ」
優しい…もちろん彼はイケメンで強いからモテる だが迷夢は彼の優しさに惚れたのだ
ふと思った 轟は誰に告白されても断らない
"私もいけるのではないか"と
「じゃあ寮へ戻るか」
そう言って立とうとした彼の腕を咄嗟に掴んだ迷夢
体が勝手に動いていたのだ
「あの、私…轟の事がす、き…」
「…付き合うか？」
「っ！？」
予想どうりの返事
迷夢は顔を真っ赤にする
「？どうかしたか？」
「…なんでもない」
なんでそんな簡単に付き合えるの
なんでそんな軽いの
そういう所は大嫌い
迷夢は
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作者名：チンパンジー | 作成日時：2022年12月6日 21時
