いち ページ13
「なんでんな辛そうな顔してんだよ」
「そう？…だってさ、轟絶対私の事好きじゃないんだもん だからどうすればいいのか分からなくて」
「だったら、
俺と付き合えば良いんじゃねぇの」
「え？う、浮気！？」
「…嫉妬させるって意味 浮気なわけねぇだろ馬鹿」
ホッと安心した 前にもクラスの女子たちが嫉妬とか言ってたなと思い出していた
爆豪がこんな事言うなんて珍しい そんな事を思っていた
「良いかも！お願いします！」
それから2人は話し合い嫉妬作戦決行日は明日になった
作戦の内容は、まず轟より爆豪を優先する。
そして帰ることやデートしよなどと誘われたら爆豪と買い物へ行くと言う
「轟には悪いよぉ！！！」
「こうまでしねぇと変わらねぇだろ」
「まぁね？はぁ、がんばろっと」
次の日の朝 迷夢は身支度をしていると轟に話しかけられた
「朝一緒に行かないか？」
誘ってくれた彼 迷夢はとてもうれしかった
だが、今日は作戦日 爆豪との約束があるため渋々断ることにした
「あ、ごめーん！今日はかっちゃんと行くんだ〜」
「あぁそうか じゃあ先に行ってる」
何とも無関心な態度 迷夢は少し苛ついた
「絶対上手くいかない気がする…」
重い身体を動かし爆豪のもとへ向かった
「はぁ…嫉妬作戦絶対上手くいかないって」
「やってみねぇと分かんねぇだろ！！」
「朝から元気だねぇ」
「お前のせいだろ 早く行くぞ」
「へーい」
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作者名：チンパンジー | 作成日時：2022年12月6日 21時
