180.超ロングシュート ページ31
「これは無謀だ！エドガー超ロングシュートだ！」
A「(マジなに考えてんの！？)」
でもあれだけ離れていれば威力は落ちるはず。
基山さんもそう思ったのかボールに近づく。
しかしボールは予想に反し猛スピードで飛んでいく。
A「(嘘だろ！)」
基山「まさか！」
そのままゴールへ一直線！
壁山「ザ・マウンテン！…うわぁ！」
壁山くんの渾身のDFも破られた！
円堂さん止められるか？
円堂「いかりのてっつい！！……うわっ！！」
ピピー！
A「(いかりのてっついが破られた！)」
「驚きました！あれだけ遠くから放ったエクスカリバーが決まった！ナイツオブクイーン先取点です！」
レビン「エクスカリバーは距離が離れれば離れるほど逆に威力が増すシュートのようです」
円堂「ちくしょう…！」
エドガー「 "この剣を引き抜きし者、王足る資格を持つものなり" すなわち私たちナイツオブクイーンがFFIの覇者となる！
私たちは母国に誓った。必ず勝利を勝ち取るとね！」
円堂「いかりのてっついは世界には通用しないのか……」
こうなってくるとエドガーさんにボールが渡れば確実に止められない…
何か…何か手はないのか…
久遠監督「鬼道！」
鬼道さんが呼ばれた。
何か耳打ちされてる。
あ、戻ってきた。
風丸さんと栗松くんを集めて何やら話を始めた。
栗松「え、俺でヤンスか？」
鬼道「そうだ。お前のドリブルが必要なんだ」
栗松「はいでヤンス！」
アブソリュートナイツの攻略法かな…？
ピピー！
虎丸くんのボールで試合再開。
豪炎寺さん、風丸さんとボールが渡り攻め上がる。
A「…あれ？」
「何だあの攻撃は…」
ボールを持った風丸さんの後ろに栗松くんと鬼道さんが縦に並んで走る。
なんか小鴨みたいだ…
エドガー「フフフ…小細工など無駄だ」
エドガーさんはまた右腕を下ろし合図を出す。
ナイツオブクイーンの選手が3人に迫る。
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作者名：アズサ | 作成日時：2016年1月2日 23時
