172.サシで勝負 ページ23
エドガー「私のシュートを君に止められるかどうか。
嫌とは言わないですよね？」
余裕だな…
円堂「いいだろう。受けてたつ」
鬼道「円堂…！」
止めようとする鬼道さんを止めるように、不動さんは肩に手を置く。
不動「面白いじゃないか。やらしてやれよ」
え、今から本当にサシでやるの？
マジかよ…
円堂さんとエドガーさんはユニフォームに着替えてフィールドに立っている。
その他のメンバーはフィールドの外で2人の戦いを待っていた。
音無「親善パーティがとんでもないことになっちゃいましたね…」
木野「ええ…」
エドガー「ルールは簡単。一本勝負。私は君に向かってシュートをうつ。それを止められれば君の勝ち」
綱海「なぁにが君に向かってだ！バカにしやがって」
本当にそうだ。
1回1回嫌みな言い方。
エドガー「では、行きますよ」
円堂「来い！」
円堂さんは身構える。
エドガー「エクスカリバー！」
エドガーさんは足を振り上げた。
その足はまるで聖剣。
ボールに向かって思いっきり降り下ろす。
風丸「なんだ、このシュート！？」
栗松「すごいパワーでヤンス！」
今までにないパワーだ。
いけるのか…？
円堂「いかりのてっつい！たぁー！！」
円堂さん渾身の必殺技！
円堂「っ……うぁ！！」
円堂さんの必殺技をものともせず、エドガーさんのシュートはゴールに突き刺さる。
立向居「し、信じられない…！
円堂さんのいかりのてっついが、あんなに簡単に破られるなんて…！」
木野「円堂くん…」
結構あっさり決められちゃったな…
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作者名：アズサ | 作成日時：2016年1月2日 23時
