168.親善パーティ ページ19
木野「あれ？円堂くんは？」
基山「そういえば見てないね」
A「あ、多分グラウンドにいると思います」
木野「そうなの？」
A「はい。帰ってくる途中で見ました」
木野「わかったわ。みんな先に会場に行ってて！私円堂くんを連れて追いかけるから」
数時間後
in イギリスエリア パーティ会場
パーティ会場は正装をした人で賑わっていた。
会場は落ち着いた大人の雰囲気で、中央には噴水、テーブルには美味しそうな料理の数々。
なんといってもサックス、ドラム、ピアノのBGMが雰囲気にあっていて最高だ。
初めてパーティに来るんだけど、どこもこういう雰囲気なのかな？
音無「木野先輩来ませんね……」
A「多分大丈夫だよ。来ないってことないと思うし、もしこれない状況なら連絡してくれると思うよ」
音無「それもそうですね！」
多分、マークさんたちのサッカーに見いってたら時間を忘れてたとかそんなもんだろう。
にしてもドレスって疲れるな。特に足が。
私は椅子を探すため少し移動する。
すると近くのテーブルにある料理が目にはいる。
A「(うまそう……)」
壁山「わぁ〜！美味しそうなローストビーフッス……！」
同じ思考のやつ発見。
栗松「ダメでヤンス！食べたらまたボタンが外れるでヤンス」
A「(あ……)」
そうだ、ドレスがきつくて食べられない。
A「はぁ……」ｶﾞｸｯ
早く帰りてぇ……
椅子に座って時間潰そ。
「パーティは楽しんでいますか？お嬢さん」
椅子に座っていると水色の長髪の男に声をかけられた。
タキシードが白の時点で何かプライドが高そうな雰囲気が……いや、なんでもない。
にしてもこの人……
A「(風丸さんもどきだな……)」
初対面の人にそんなこと思うなんて失礼すぎだろと自分で自分にツッコむ。
「もし時間があればあちらで私とお話ししませんか？」
長髪の男は少し離れたところにあるベンチを指差す。
A「えっ、いや……」
なぜいつも外人に絡まれるんだ……
「申し遅れました。私イギリス代表ナイツオブクイーンのキャプテンのエドガー・バルチナスです」
イギリス代表ナイツオブクイーン……
A「(あ、この人次の対戦相手だ)」
つまり敵。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 539人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アズサ | 作成日時：2016年1月2日 23時
