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ほかには、
遥「Aちゃん、先輩に送るメール確認してもらっていい？」
A「はいよー」
遥「お願いします！」
A「どれどれ……？お前『こんにちわ』ってなんだよ」
遥「え？」
A「『こんにちわ』じゃなくて『こんにちは』だろーが。『は』が『わ』になってる」
遥「…え？『わ』じゃないの？」
A「馬鹿野郎！常識だ！」
物凄く日本語が弱い。
ついでに言うと
遥「Aちゃんどうしよう！やばいよ！今までずっと『こんにちわ』にしてた！」
A「知るか！つーか、涙目でこっちを見るな！」
涙もろい。
彼女には裏の顔がある。
それは、
遥「絶対ハナ○ジがいいよ！」
友達A「いやタジ○ナだな」
友達B「タジ○ナじゃないとね」
A「…何の話ししてんの？」
友達B「わからなくていいのよ」
友達A「見ちゃいけません！」
A「だから何の話！？」
後々聞いたら、おおきく○りかぶってのカップリングの話だったらしい。
つまり彼女が腐女子だということだ。
A「(恐ろしい子…！)」
先ほどの会話から察せるかも知れないが、彼女は(というかいつメンがみんな)漫画・アニメ好きである。
私は漫画読んだりアニメを見たりするならゲームする派の人なので馴染みがないが、唯一漫画で読んでいたのは黒○のバスケ。
A「みんなは黒○スでは誰が好きなの？」
友達B「赤○くん！」
A「…赤○ってハサミの人だろ？私は恐い人としか思えないんだけど」
友達B「何言ってるの！？とてつもなく可愛いじゃん！」
A「そ、そうなのか…？(解せぬ…)」
遥「私は笠○先輩が好き」
A「女子が苦手なんだっけ」
遥「そう！そこが好き！いじりたい！」
友達A「私は○宮くん」
A「あの完全に木○に怪我させたやつ？」
友達A「でもあのゲスい感じがいい」
A「は、はあ…」
つーか、メインの学校のやつが1人もいねー…
遥「Aちゃんは？」
A「私は水○部くん」
友達B「マイナーだね」
A「んだとコラァ！」
その後、3人は私の分からないアニメの話を始める。
マジぎゃんかわ！って言ってる。
これは普通の出来事であり、いつもスルーしてる。
まあ、隠田遥はこんな子である。
しかし、こんな平凡な日々はある時を境に狂い始めた。
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作者名：アズサ | 作成日時：2015年2月3日 17時
