35.ヒント ページ36
「いよいよ後半戦の開始です！
お！？なんと久遠監督、鬼道にかえて宇都宮虎丸を入れてきました！FFに出場経験のない、実力未知数の選手です！」
確かリストには小学6年生って書いてあったっけ？
先輩の中でプレイするの大変そうだな。
綱海さんはフィールドにしゃがみこんで何やら考え事をしている。
必殺技のことについて考えているのかな？
お？
芝生に顔をつけ始めたぞ！？
落ち着け綱海さん！！
壁山「綱海さん！もう始まるッス！」
ピピー！
「後半開始！0-1、追いつけるかイナズマジャパン！」
早速、ビックウェイブスの選手と虎丸くんがぶつかる。
ビックウェイブスはワン・ツーパスで虎丸くんをぬく。
が、機転を利かせてかかとでボールに触れる。
「なんと華麗なプレイでボールを奪い取った！これは期待できるぞ！」
円堂「いいぞ！虎丸！」
かっちょいー！
綱海「だー！もう、ヒントってどこにあるんだ！」
ヒントなんざ簡単に見つからんやろ。
そう思っているうちに虎丸くんが豪炎時さんにパスを出す。
豪炎時「爆熱ストーム！」
ジンベイ「グレートバリアリーフ！」
綱海「！」
「止められたー！豪炎時、サイドへ流れて角度のないところからの爆熱ストームもキャッチされてしまった！」
ああ、中々入らないなぁ…
ん？綱海さん…笑ってる？
「後半も一進一退！互いに攻めきれず時間だけが過ぎていきます！」
木野「みんな…」
虎丸くんのプレイで流れはこっちに来ているけど、シュートがきまんねー。
点さえ入れば…
緑川さんが虎丸くんからボールをもらって、シュートをする。
これもグレートバリアリーフで止められる。
綱海「よっしゃ！」
いや、何が『よっしゃ！』だよ！！
シュート止められたじゃねーか！
…あれ？さっきと顔つきが違う。
ヒント見つけたんかな。
綱海「俺に回せ！」
虎丸くんからパスをもらい、一気に駆け出す綱海さん。
綱海「うおおおー！！くらえ！！」
綱海さん渾身のシュート！
ジンベイ「グレートバリアリーフ！」
これも難なくキャッチ。
ジンペイ「この程度で乗りこなせると思うな」
綱海「クッ…」
やっぱ、そう簡単に必殺技なんてできないか…
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作者名：アズサ | 作成日時：2011年4月16日 19時
