イナズマイレブン～超次元世界への挑戦！～１ (ページ23)

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22.監督についてページ23

A「ん……」

朝日が眩しい。

ここはどこだ…

あ、自分の部屋だ。

時間を確認すると5時をさしていた。

A「トイレ…」

立ち上がろうとした。

が、体が動かない。

まさか、金縛り！？

A「マジかよ！」ﾌﾞﾝｯ

腕が動いたから違った。

1度目うつ伏せになって、腕の力で立ち上がる。

A「うんしょ…」

体が痛い。

この世界に来て初めての筋肉痛。

なんとかトイレを済ませ、部屋に戻ろうとしてる途中。

ガラッ

部屋から出てきたのは、

A「おはようございます。鬼道さん」

ゴーグルが特徴の鬼道有人さんだ。

私が怖いと思っている人第3位。

鬼道「おはよう池長。身体の方は大丈夫か？」

A「どうもこうも、体が痛すぎて死にそうですよ」

鬼道「そうか…」

なんで少し悲しそうな顔をするんだ。

君にとって私はどうでもいい存在だろ。

昨日もみんなだってそうだ。

人に優しすぎ。

鬼道side

まさか、こんな朝早くから池長に会うとは思わなかった。

ちょうどよかった。1つ聞きたいことがあったからな。

鬼道「お前は久遠監督をどう思う？」

池長は少し考えて口を開いた。

A「やや理不尽な気がしますけど、悪い監督ではないと思います」

俺にとっては昨日の池長へのメニューでとても理不尽だと思ったが、池長にとってはやや理不尽なんだな。

A「ただ…」

A「何を考えているかわからない。それが怖いです」

鬼道「最後のは同感だな」

俺にとっては、池長も十分何を考えているかわからないと思うがな。