15.代表監督 ページ16
代表候補達はフィールドの中央に集まっていた。
そう結果知るために。
目金弟「さあ、僕のチームメイトになるのは誰かな？」
緑川「強い奴が生き残る。自然界の掟と同じさ」
木暮「あんたたちが生き残るかどうか、まだわかんないけどね〜。うっしっしっし」
みんな緊張ぎみですな。
もう発表か〜。合格してるかなぁ…？
A「ハッ」
その時、前にレントさんからもらった手紙の文が頭をよぎった！
『なお、目的が達成されない場合は元の世界に帰れないからそこのところ、よろしくね☆』
待てよ待てよ。
これにもし落ちてたら、元の世界に帰れなくね？やばくね？
いやでも、レントさんの調節がここで発動して…
って、ここで調節発動したら全試合勝てんじゃねーかよ！
簡単に世界一だわ！
活躍もそんなに出来なかったし…
これ…
死亡フラグですねー。
A「ハハハ…」
小さな声で笑った。
絶望の笑いだ。
誰かに聞かれてないことを願おう。
「「…！」」
目の前に現れたのは、響木監督と若い男の人。
響木監督「選考通過者発表の前に日本代表チームの監督を紹介する」
「「え！？」」
「私が日本代表監督の久遠道也だ。よろしく頼む」
円堂「どうして、響木監督が代表監督じゃないんですか？」
響木監督「久遠なら、今まで以上にお前たちを引き出してくれる。そう判断したからだ」
円堂「・・・」
久遠監督「では、代表メンバーを発表する」
いよいよだ…
心臓の音がいつもよりよく聞こえる。
久遠監督「鬼道有人」
鬼道「はい！」
久遠監督「豪炎寺修也」
豪炎寺「はい！」
次々に名前が呼ばれていく。
基山さんに吹雪さん、風丸さん、木暮くん、綱海さん、土方さん、立向居くん、緑川さん…
あ、あと…7人…
選ばれなかったら…
元の世界に帰れない…
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作者名：アズサ | 作成日時：2011年4月16日 19時
