お昼休み ページ13
私と静香は、いつものように仕事をしていた。私は机に向かい普通に仕事をしているのけど、
静香は途中から爆睡していた。
まぁ・・・、その度に私がゴミ箱に捨てていた資料を拾って丸めて叩き起こすけど。
そしたら、静香はすぐに起きて何事もなかったように仕事をする。
10時くらいになって、
『疲れたね・・・。・・・ちーちゃん。』
「そうね・・・。」
とヘトヘトになった私と静香に
「・・・あっ。・・・二人とも、お疲れ・・・。」
と香がドアを開けて入ってきた。
私の机にコーヒーを置いて、
静香の机にココアを置いた。
『あっ、ありがとー！香ちゃん！』
「ありがとう、香。」
と私と静香はそう返した。
お昼になり私達三人は下の食堂でお昼ご飯を食べた。
香はサンドイッチ
静香はトンカツ定食
私はお弁当(手作り)
をそれぞれ食べていた。
『んぐっ、あートンカツ美味しいー！』
「はぁー・・・、静香。それ昨日も食べたじゃない。同じメニューばかりじゃ体に悪いわよ。」
『だってー、トンカツ美味しいんだもん！あれ？香ちゃんはサンドイッチだけでいいの？』
「あ・・・、うん・・・。お腹いっぱいだから・・・。」
『そっかー。』
なんて会話をしていたら静香の隣にいる女の子が
「あの・・・、静香先生。一緒にお隣に座っていいでしょうか？」
と静香に話しかけた。
静香が
『いいよー。』
と返したら
その子は急に顔が明るくなり
「本当ですか！ありがとうございます！」
と言い、静香の右隣に座った。
知らない子だったので私は
「あの・・・、君は？」
と彼女に質問した。
すると、その子は慌てて私の方を向いて
「あっ！すみません・・・。私、先月から務めることになりました情報課の中山しずかです。」
しずか
同じ名前だ。
でも、どうして平仮名なんだろう？
「千代先生ですよね！ちょっと待ってて下さい！！」
と
しずかと名乗った彼女は少し離れたところから誰かを呼んだ。
するとまた女の子が一人きて
「何？静香。お弁当を食べている時に話って。」
「響ー。実は今静香先生のお隣に座っているこのお方は静香先生の相棒であられる立花千代先生なの！」
と
しずかは、私のことを響という女の子に話すと
響は急に表情を変えて私の前に来て目を輝かせていた。
「これは失礼しました！私、そこにいるしずかと同じくミス探に努めることになりました。
小結響です！」
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作者名：弓原鈴 x他2人 | 作成日時：2017年3月5日 18時
