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なんだかんだ楽しそうだな、なんて二人をぼんやり見ていて、ふと後ろを向くと。
「おわ! まおちゃんいつのまに来てたの?」
いつのまに教室に入ってきたのか、私の後ろの席に座っていたまおちゃん。
「ついさっきだよー」
まおちゃんは、キュッと目尻の上がった大きな猫目が印象的な女の子。
さとるくんの言葉を借りて言うなら私の心☆友だ。
「さ、さとる……っ」
「おー!まおちゃんおはようっ」
まおちゃんが近づいてきたことに気づいたさとる君は、笑顔で声をかける。
「あの……ね、これ……!」
「……え?」
そうまおちゃんは恥ずかしそうに、丁寧にラッピングされてリボンのかかった、四角い小箱を取り出した。
「これ、受け取ってほしいの!
さとるにプレゼント……なんだけど」
「あっありがとう……っ
開けてもいい?」
まおちゃんは頬をぴんく色に染めながら頷く。
「うん……でも恥ずかしいから、あんまり人がいないとこで見てくれる?」
「わかった!」
さとる君は素直に頷き、箱を大事そうに持つと
珍しく静かに廊下に移動した。
数秒後。
「ギャアアアアアアア!! ひいいいいィィィ!!」
廊下からこんな凄まじい悲鳴が聞こえた。
まおちゃんをちらりと見てみると、ケラケラと本当に楽しそうに爆笑している
次いで影山を見ると、こちらも口元に笑みをわずかに浮かべていて。
怖い。このひとたち怖いよママー!
あの箱には何が入っていたのか。
恐ろしくて聞けません。
いまだ猫目を細めて笑い続けるまおちゃん。
いまだ廊下から響いてくる悲鳴。
「はっ腹黒……っ」
まおちゃんの趣味=さとるいじり(いじめ?)
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ぽてうさ(プロフ) - ミヨン(ウジ子ちゃん大好きっ子)←さん» こちらにもコメントありがとうございますー!とても嬉しいです、できるだけ更新進められるよう頑張りますね(^o^) (2018年8月19日 17時) (レス) id: 6e545ade18 (このIDを非表示/違反報告)
ミヨン(ウジ子ちゃん大好きっ子)← - メッサオモロイ! (2018年8月18日 23時) (レス) id: 204b933cc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽてうさ | 作成日時:2018年6月10日 0時