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ピンクのワンピースとの相性もばっちりだ。
「銀ちゃん、ありがとー！
やっぱりやればできるコだって信じてたアル」
「おーおー、そりゃどうも。
ていうかどうした急にめかしこんじゃって、まるでデートにでもいくみてェだな」
「なんで分かったアルか？
その通り今日はデートの約束の日ネ」
「……え゛？」
まさかと口に出した軽口が当たって嬉しい訳もなく。
ピシ、と銀時は引き攣った顔で固まった。
「あ、もうこんな時間アル。
はやく行かなきゃ」
そんな銀時をよそに、Aは駆け足で玄関へと向かう。
「……ちょっと待てェェェ！！
デートってどういうことだおい銀さん聞いてないよていうかどこの誰とだAちゃぁん！？！？」
硬直がとけた銀時が、慌てて玄関までやってきた頃には
Aはもう靴を履き終えて、引き戸に手をかけている所だった。
「アレ銀ちゃんにいってなかったアルか。
そーごと遊んでくるアル！
それじゃあ、行ってきますヨー」
「あ、ちょ……まっ」
銀時が引き止める間もなく、Aは待ち合わせ時間に間に合わせるため飛び出していった。
行き場のない中途半端に伸ばした右手を、だらりと下げて銀時は叫ぶ。
「沖田くんね……はは……油断も隙もねーなあのドSボーイ
っていうか何、俺は他の男の元へいくのにめかしこむのを、ほいほい手助けしちゃったってワケ。
……ウォォォなんてことしてくれんだあの魔性の鈍感バカ娘ェェェ」
*
待ち合わせの広場に到着したAは、中央に掲げてある時計を見上げる。
急ぎ足で来たおかげか、ギリギリ待ち合わせ時間の範囲内だ。
「あ、そーご！」
待ち合わせシンボルになっているオブジェから少し離れたところに立つ、袴姿の沖田を見つけてAは駆け寄っていく。
「お待たせアル」
「おー」
まずはお互い軽い挨拶を1つ。
それから沖田は目の前のAに対して、上から下までじっくりと視線を向けた。
「な、なにアルか」
Aは、いつも見せるのとは違う姿をまじまじと見られると、なんだか落ち着かなくて。
「ん。言った通りちゃんとめかしこんできたみてーだな、えらいえらい」
「む、……なんか子ども扱いしてないアルか？」
「さァな、お子ちゃまなのは事実だろ」
Aがよりむっときて声を上げたところに、沖田の言葉が重なる。
「いいと思うぜ」
「私は立派なレディだっていつも言ってーーーえ？」
「その頭も、服も。
似合ってるって言ってんでい」
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ぽてうさ(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます！！書いててよかったってなる嬉しいお言葉です(*^^*)近い内に続編も公開予定なので少々お待ち下さい！ (2020年5月2日 11時) (
レス) id: d2b650a918 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すっごく面白いです！早く続きが読みたいです！更新頑張って下さい！応援してます♪ (2020年5月1日 11時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
ぽてうさ(プロフ) - ついに総悟さん行動にでました(°口°)こちらこそありがとうございますです_|＼○_ 作者としては優しい沖田総悟を書くのが難しくて苦労してます笑 (2020年4月7日 23時) (レス) id: d2b650a918 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 総悟ぉぉぉーーーーーΣ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)すみません荒ぶりました← 何だろう…何か…もう…ほんとありがとうございます(((語彙力 (2020年4月7日 21時) (レス) id: 737011c58c (このIDを非表示/違反報告)
ぽてうさ(プロフ) - 至恩さん» 久しぶりとなってしまった更新で、こんなコメント貰えるなんて本当に嬉しくて続きを書くモチベがぐんぐん湧いてきます！ありがとうございます(●´ω｀●) (2020年3月14日 23時) (レス) id: d2b650a918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてうさ | 作成日時：2019年2月6日 19時
