小説リクエスト。 ≪詩音さん≫＊維新 ：徳川夢 ページ31
徳川慶喜は、遊郭に出向こうとした
しかし、老中たちに必死で止められたために行けなかった。
京で一番栄えている遊郭に、噂によると可憐で蓮の花のような遊女がいるという。
老中も本当は隠れて遊郭に行っているのだろう。
知っているぞ。
だったら俺が行ってもいいだろう。
その遊郭…鶴楼が、火事で半壊してしまったと聞いた。
幸い死者の報告は受けていない。
あまりにも城下町でも騒がれているから、こっちも気になってしまうだろう。
だから、老中に手紙を書かせた。
―鶴楼殿 修復に幕府が力を貸しましょう。
代わりに、そちらのAを慶喜に合わせてください。―
その次の日、…今日、返事が来た。
良い返事が聞けた。
―第15代将軍徳川慶喜様 喜んでお受けいたします。
3日後、太夫Aが江戸城に向かいます。―
早くその太夫に会いたい。
そんなに、民が上玉だと、高嶺の花だと、美しいと、騒がせているそれを見てみたい。
「上様…、あの、たかが遊郭の太夫に…。…その、どうなされたのでごいざいましょうか？」
慶喜「なんだ、お前は俺が太夫に会ってはいけないとでも言いたいのか。」
「い、いえ！そんな、そんな、とんでもございません！！」
慶喜は近くにいた老中に睨みつけた
老中はあわあわとし、必死に首を振った。
だがしかし、老中にも老中なりに意見がある。
「あの、えっと、その、どこかの忍びだったら万が一のことがあれば…」
慶喜「…。」
「ゆ、遊女ではなくても、その、お、大奥で十分かと…」
慶喜「…お前、わかっていないな。」
「はっはいぃっい！」
老中は声が裏返った。
完全に慶喜におびえている。
慶喜「会ってみたいだけと言っているだろう。」
「う、上、上様…」
慶喜「もう一度聞く。お前は俺太夫に会ってはいけないのか？」
「…ぶ、ぶ、無礼を働き、もも、申し訳ございませんでした。」
慶喜は老中から目をそらし、閉じた。
老中は失礼いたしました、と広間から出て行った。
Aという女はどんな女だろうか、価値観とは違ってくるものだ。
人々と必ず同じ価値観を俺が持っているとは限らない。
俺が、Aという女を見た瞬間に何を思うのかが楽しみである。
広間の行燈が慶喜を照り付けた。
さあ、彼女をどうしてくれようかな。
広間の行燈は慶喜を妖艶に照り付けた。
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承太郎の帽子(プロフ) - ここんとこ最近プレステ3で今までのゲームのデータが無くなったので一から攻略してますけど以外に楽しいです（笑）龍が如くもまた、好きな名シーンとか見ると興奮しますね！ (2019年1月14日 9時) (
レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 詩音さん！あけましておめでとうございますー！いつも応援ありがとうございます…っ、今年もよろしくお願いしますー！！ (2019年1月2日 7時) (レス) id: ee099f5c02 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします！ (2019年1月1日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - ありがとうございます！久しぶりに話せてよかったです！ (2018年11月19日 6時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 返信大変遅れて申し訳ないです…！！お久しぶりでございます！！多忙につき中々顔を出せませんでした…(;´･ω･)変わらず詩音さんとお呼びしても大丈夫でしょうか？(;'∀')もしかしたら近々更新できる「かも」しれません！笑 (2018年11月19日 0時) (レス) id: 2bc82829d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴之ヶ丘 | 作者ホームページ：http://id54.fm-p.jp/569/turu1723/
作成日時：2015年3月7日 22時
