小説リクエスト。 ≪詩音さん≫*維新 :永倉・??夢 ページ30
昨日今日と、事が色々と起きすぎて頭が追い付いていない。
昨日の鶴楼の火事に向かった新選組の一員は恐らく斎藤だろう。
あいつなら、そういうことをやりかねない。
永倉「あ…。」
そういえば、その鶴楼自体にまだ行ってへんかったな。
せや、せや。
永倉「行こか。」
鴨「どこにだ?」
永倉「!?」
鴨「大きな独り言だったが、どこに行くんだ?」
…鴨さんか、吃驚したわ…。
さすがに、今から遊郭に行くて言えない。
永倉「…斎藤、今日見かけへんかった?」
鴨「斎藤…?いいや、見ていない。」
…せやろな。
何で鴨さん、ここにおったんやろ。
永倉「すまんかった。なんでもあらへん。」
鴨「…ああ。」
永倉は立ち上がり、屯所を後にした。
****
お雪「すう…すうぅ…」
お雪は隣で規則良く呼吸を続けている。
ちゃんと寝ているのを確認して、部屋のふすまを音を立てずにゆっくり開けた。
『…。』
ぱたん
閉めるときに軽く音を立ててしまった。
でも、ちゃんと寝ていたから大丈夫だろう。
お雪「…。」
お雪「Aさん…どこ行くんですか?」
****
外は少し寒い。
寝巻から少し羽織物を羽織っただけでは
霜月の京も許してはくれないという。
『っ!』
急に風が吹いてきて露出してる肌を襲う。
ぴりりと痛みが走った。
冬だなぁ…。
鶴楼まで、あと10分くらい。
寒すぎるから少し小走りで行こう。
『鶴楼に、あの男はいるのか…?』
****
「…。」
ここは…どこだ…?
暗くて、何も見えない。
‘何も’は言い過ぎかもしれない。
少し奥に明かりが見える。
頭の裏がじんじんする。殴られたのか……?
ここはどこなんだ。なんで俺はここに…?
「目、覚めました?」
「…?」
ふと声が聞こえた。
女の声だ。
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承太郎の帽子(プロフ) - ここんとこ最近プレステ3で今までのゲームのデータが無くなったので一から攻略してますけど以外に楽しいです(笑)龍が如くもまた、好きな名シーンとか見ると興奮しますね! (2019年1月14日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 詩音さん!あけましておめでとうございますー!いつも応援ありがとうございます…っ、今年もよろしくお願いしますー!! (2019年1月2日 7時) (レス) id: ee099f5c02 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします! (2019年1月1日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - ありがとうございます!久しぶりに話せてよかったです! (2018年11月19日 6時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 返信大変遅れて申し訳ないです…!!お久しぶりでございます!!多忙につき中々顔を出せませんでした…(;´・ω・)変わらず詩音さんとお呼びしても大丈夫でしょうか?(;'∀')もしかしたら近々更新できる「かも」しれません!笑 (2018年11月19日 0時) (レス) id: 2bc82829d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鶴之ヶ丘 | 作者ホームページ:http://id54.fm-p.jp/569/turu1723/
作成日時:2015年3月7日 22時