小説リクエスト。 ≪詩音さん≫＊維新 ：徳川夢 ページ29
『将軍様が…私に？』
鶴楼の修復のすべてを一任する代わりに
慶喜様は私に会わせろと言っているらしい。
「そうだ。」
…鶴楼のため。
鶴楼のためなら―――――。
『…日時はいつでしょうか』
「ああ、まだ返事を出していないから、これから決めることになるが…」
『それなら私が手紙を出しましょう。』
それから少しして、鶴川は宿を出た。
また、1人になった私はお雪が持ってくる夕げを待ちながら
慶喜様宛に手紙を書いた。
日時は、3日後なんてのはどうだろう。
「Aさん。夕げができましたよ」
お雪が持ってきた夕げは梅干し粥と焼き鮭だ。
湯気がもんもんとたっている。
2人分ある。
お雪もここで食べる気なのか。
『ありがとうな』
「いえ！はい、温かいうちに食べちゃいましょう！」
梅の香りが口の中を壁伝いのように漂っていく。
料理が上手いな、焼き鮭は少しだけ生な感じがするが。
「あっ、そうだ。Aさんお風呂はいつ入ります？
準備ならできてますよ！！」
『そうだな…。じゃあ、今すぐ頼む』
「わかりました！」
するとお雪は服を脱ぎだした
『は！？』
「え？」
『お前何をしているんだ馬鹿！』
「え、一緒に入るんじゃないんですか！？」
『誰が入ると言った！』
「暗黙の了解で…」
『阿呆か！というか1億歩譲って入るとしてもここで脱がないだろ！』
「Aさんも脱げば一緒です！2人なら怖くないです！」
『服を着ろ！』
足先からゆっくりと湯に浸かっていくと
背中からぞわぞわっとお湯の温度が伝わってくる。
『ふぅ…』
結局、お雪は服を着て私があがるのを待つことにしたようだ。
あいつ、何か癖でもあるのか。
…あるな。
長い髪の毛が浮かんで揺れている。
腰まであるものだから、浴槽が真っ黒になってしまいそうだ
『慶喜様は…、なぜ鶴楼を…。』
考えるとのぼせてしまいそうだ。
お雪に次に風呂へ入るように促して、部屋に戻った。
「きゃあ！Aさんの残り湯！！」
吐き気がした。
髪の毛を乾かし、布団につく。
ゆっくりと考え事をしようと目を閉じる
がららっ
襖のあく音に目を開ける。
何時間か前の鶴川さんと一瞬重なって見えた。
そこには枕を抱えたお雪がいた。
「Aさん！夜はこれからですよ！」
『出ていけ！』
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承太郎の帽子(プロフ) - ここんとこ最近プレステ3で今までのゲームのデータが無くなったので一から攻略してますけど以外に楽しいです（笑）龍が如くもまた、好きな名シーンとか見ると興奮しますね！ (2019年1月14日 9時) (
レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 詩音さん！あけましておめでとうございますー！いつも応援ありがとうございます…っ、今年もよろしくお願いしますー！！ (2019年1月2日 7時) (レス) id: ee099f5c02 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします！ (2019年1月1日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - ありがとうございます！久しぶりに話せてよかったです！ (2018年11月19日 6時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 返信大変遅れて申し訳ないです…！！お久しぶりでございます！！多忙につき中々顔を出せませんでした…(;´･ω･)変わらず詩音さんとお呼びしても大丈夫でしょうか？(;'∀')もしかしたら近々更新できる「かも」しれません！笑 (2018年11月19日 0時) (レス) id: 2bc82829d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴之ヶ丘 | 作者ホームページ：http://id54.fm-p.jp/569/turu1723/
作成日時：2015年3月7日 22時
