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小説リクエスト。 ≪詩音さん≫*維新 :斉藤夢 ページ28

お雪「えっ、だってさっきは聞いてくれたじゃないですかっ!」

『それはやっぱりいいと断っただろう』

お雪「えー!ひどいですよ!」

『酷いもなにも、断ったのに勝手に言ってきたのはお前だ』

お雪「お前じゃないです、お雪ですぅ!」

『はぁ…。』



何だかこいつがいると無性に疲れる。
助けなかったほうが良かったのか。
いや、そんなことはないが…いや、うーん…



ため息をついているAをよそに、お雪は誰かの気配を感じ取った。


お雪「!…それじゃあ私夕げの支度をしてまいりますねっ!」


お雪はいそいそと部屋を出て行った。



『…。』




本当に何なんだあいつは…。

半ば呆れて、布団に飛び込んで天井を眺める。




―――――−−「俺が行こう」―――――−−…



天井に向かって手を伸ばす。

在りもしない何かをつかもうと必死に。



『…。』


在るのは、男が炎が襲ってくる鶴楼に入っていったのを
ただ黙って見ていた哀れな遊女だけだ。



すると、襖の開く音がした。

襖のほうを見るとそこには、



「A…!」


鶴楼の楼主、【鶴川陽山】は息を切らして立っていた。


『鶴川さん…!?』

「久しぶりだ」



鶴川は自分のいる場所もわからず
京をさまよっていた私に、やさしく手を差し伸べてくれた恩人だ。

鶴川は私に話があるようだった。


『話とは…?』

「ああ。鶴楼はあの火事でほぼ半壊している。」

「そこでだ。その鶴楼の修復を慶喜様が一任させてほしいと直々にいらっしゃったのだ。」


『!?』


あの徳川慶喜が…!?
将軍様がどうして一介の遊郭に――――、


「それでお前に頼みがある。」


本題に入ったようだ。


「慶喜様はお前に会わせてほしいそうだ。」





―――――――――――――

小説リクエスト。 ≪詩音さん≫*維新 :徳川夢→←小説リクエスト。 ≪詩音さん≫*維新 :斉藤・永倉夢



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承太郎の帽子(プロフ) - ここんとこ最近プレステ3で今までのゲームのデータが無くなったので一から攻略してますけど以外に楽しいです(笑)龍が如くもまた、好きな名シーンとか見ると興奮しますね! (2019年1月14日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 詩音さん!あけましておめでとうございますー!いつも応援ありがとうございます…っ、今年もよろしくお願いしますー!! (2019年1月2日 7時) (レス) id: ee099f5c02 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします! (2019年1月1日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - ありがとうございます!久しぶりに話せてよかったです! (2018年11月19日 6時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 返信大変遅れて申し訳ないです…!!お久しぶりでございます!!多忙につき中々顔を出せませんでした…(;´・ω・)変わらず詩音さんとお呼びしても大丈夫でしょうか?(;'∀')もしかしたら近々更新できる「かも」しれません!笑 (2018年11月19日 0時) (レス) id: 2bc82829d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鶴之ヶ丘 | 作者ホームページ:http://id54.fm-p.jp/569/turu1723/  
作成日時:2015年3月7日 22時

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