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小説リクエスト。 ≪詩音さん≫*維新 :斉藤・永倉夢 ページ27


お雪「Aさん…」

女が私に頬ずりをしてくる。

『…そういえば、お前の名前は何だ?』

お雪「!Aさんが私の名前を…!?わはぁ、どうしよどうしよ」

『…いや、やめておく』

お雪「えっ!何でですか!」


永倉「そういえば、俺に用あったんちゃうんかい」

『すいません…あの、鶴楼の近くに新選組の誰かがいらしていたのをご存じですか?』

永倉「…?どういう意味や?」

『昨日、鶴楼で火事が起きたんです。』

私は昨日の出来事について永倉様に話した。
女はまだ私のそばにいる。

…邪魔だなぁ…。



『…その男を探しているんです』

永倉「なるほど…。」

『ご存じないでしょうか…?』

永倉「羽織に数字はついとったか?」

『…あまり覚えはないですが…あったと言われればそんな気も…。』

永倉「…齋藤か。」

『さいとう…?』


齋藤一。
聞いたことはある、新選組3番隊隊長。

私が知りえてる情報はそんなものだが…

『齋藤一…がその男なんでしょうか…?』

永倉「…そういうのは齋藤ならやりかねへん、て話や。」


少しでも、可能性があるなら――――――、



私は、齋藤一を追うことにした。


『ありがとうございました。』

一礼をして、今朝目が覚めた建物へ戻った。


女が私の名前を呼びながら追ってくる。
正直逃げたかった。

でもまぁ、私を探しに来てくれていたみたいだし…。



お雪「Aさぁぁぁぁぁ〜んっ!まってくださいよぉ〜!」


『…。』


前言撤回、逃げる。


お雪「えぇぇぇぇ!」


―――――――-―――――――――


今朝目覚めた場所は女の家だった。

偶然、女の家系が医者だったもので私を家に連れてきたという。

女の家に戻ってから一息ついたとき、


お雪「お雪です!」

『は?』


いきなり名前を名乗りだした。

『誰だ?お雪とは。』

お雪「えっ、私の名前ですよぉ!」

『・・・聞いてないんだが。』

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承太郎の帽子(プロフ) - ここんとこ最近プレステ3で今までのゲームのデータが無くなったので一から攻略してますけど以外に楽しいです(笑)龍が如くもまた、好きな名シーンとか見ると興奮しますね! (2019年1月14日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 詩音さん!あけましておめでとうございますー!いつも応援ありがとうございます…っ、今年もよろしくお願いしますー!! (2019年1月2日 7時) (レス) id: ee099f5c02 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします! (2019年1月1日 9時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - ありがとうございます!久しぶりに話せてよかったです! (2018年11月19日 6時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
鶴之ヶ丘(プロフ) - 承太郎の帽子さん» 返信大変遅れて申し訳ないです…!!お久しぶりでございます!!多忙につき中々顔を出せませんでした…(;´・ω・)変わらず詩音さんとお呼びしても大丈夫でしょうか?(;'∀')もしかしたら近々更新できる「かも」しれません!笑 (2018年11月19日 0時) (レス) id: 2bc82829d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鶴之ヶ丘 | 作者ホームページ:http://id54.fm-p.jp/569/turu1723/  
作成日時:2015年3月7日 22時

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