龍が如く 夢、語る者

誰にも負けません。　：冴島・大吾・桐生夢 ページ12

冴島「せっかくやから歩いて行こか」

『どこに・・・その・・で、デートに行くんですか？』

冴島「うー、せやなぁ。悪ぃそこまで考えてへんかったわ。
　 A連れ出す事に夢中やった。」

『でも・・冷静、でしたよね？』

あぁー、なんでこんなテンパってんだろ!

冴島「顔、リンゴになっとるで。真っ赤や」

暑がってるアタシをよそにケラケラ笑う冴島さん。

『なってないっ！』

冴島「はっ、アホやなAは。｣

『なっ！！なんて事いうんですか！』

冴島「俺に惚れとんのちゃうん？」

『えっ、アタシが？・・冴島さんに・・・？？』

冴島「・・・なんや、ちゃうんかったら言うてくれ。」

『いや、その・・そういうワケではなくてですね！・・・その・・』


やっぱりこれ、ぎゃｋ(殴

冴島「・・・悪かったな、忘れてくれ」

『い、いや、違いま――、』

大吾「A！！」


『だ、大吾さん！？』

大吾「冴島さん、悪いが貰っていきますよ」
冴島「六代目、なにしとんねん！」

『冴島さ―、』

大吾「車に乗ってくれ。」

『ひゃぁふ！ぐぇっ』

いきなり肩に担がれ、鳩尾が丁度大吾さんの肩に食い込むから吐きそうになる。

車に乗らされ、大吾さんの運転に揺られながらあたしは思った、

これってやっぱりｇｙ(殴

大吾「A、冴島さんに何かされたか？」

『うぁ、ぁえ、さ、されては・・、ないです』

大吾「・・言われたのか。」

『うん、』

大吾「告白とか？」

『いや、その・・・。仮にそうだったとしても、
　この間あったばかりの人に告白されるたら・・・』

大吾「ほう。」

大吾さんは車を人気のないところに止めた。


『だ、大吾さんは・・・』

大吾「？なんだ？」

『アタシに、こ、告白するんですか！わぁぁごめんなさい自意識過剰女です！』

大吾「・・・！！」

照れる彼女を見てつい、やってしまった。
俺は彼女の腕を引っ張り、自分の口と触れさせ、絡ませた。


『ん！！！』


離れた時、二人の混ざった唾液が二人の口を伝う。

『うぁ、・・・び、ビックリ、したぁ・・・』

否定の言葉などが彼女の口から出てこない
これは、受け止めたと見ていいのだろうか。

大吾「・・・もう止まれないかもしれない。」

『へ・・・？』

♪〜


『あ、・・・え、桐生さんから・・？、』

大吾「・・・はぁ。」

大吾さんが諦めるかのように溜息を吐く

ー・−・−
鶴子です
文字数の関係で一旦切りたいと思います！

ではでは

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