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113話 互角 ページ40

二人はその後数時間戦い続けた
時がだんだんと夜から朝へと変わりつつある。

あ「はぁ、はぁ、」
メタ「・・・っ」

二人は何故立っていられるのか不思議な位ボロボロだ。
荒い息を繰り返し、両者共に相手を真っ直ぐ見ている

メタ「はぁっ、そろそろ
限界なんじゃないかっ?」
あ「ふふっ、確かに、もうサヤカの身体は限界みたいですね・・・
装置が壊れるのも時間の問題です
しかしメタナイト卿も既に限界を迎えているのでは?」

サヤカの首に付いてる装置には戦いの衝撃のせいか、ひびが入っていて悲鳴をあげている
そろそろ壊れてしまうだろう。

しかし、サヤカが言うように
メタナイトも既に立っているだけで気絶してしまいそうな程疲れ切っている。
怪我をした腕も殆ど使いようにならない。

あ「これで、最後にしませんか?
最後の一振りは本気でやりましょう、最後にどちらが立っているか楽しみですねっ」
メタ「良いだろう。
これで最後だ」

両者共にギャラクシアとルピネシアを振りかぶる。
二つの剣はいままでに無い位に輝き出し、オーラをまとっている。
まるで二つの大きな柱のように真っ直ぐに天へと伸びていた

メタ「行くぞっ!」
あ「これで終わりだっ!」

二人の剣がぶつかり合うと、水色の包み込むかのようなオーラと金色の電撃のようなオーラが混じり合いそして
大きく弾けた

弾けた瞬間サヤカの首輪は砕け散った。
そして、まるでハリケーンのような強風があたりを吹き荒れる









強風がおさまり、メタナイトが目を開けると空が見えた
体を動かそうとしても、力が入らない。
どうやらこの勝負魔獣の勝ちのようだ
メタナイトがそう思っていると、近くから呻き声が聞こえた
サヤカだ

あ「ぅ・・・メタ・・・さ」
メタ「っ・・・サヤカ?
元に戻ったのか?」

メタナイトが少し横を向くと、案外近くにサヤカも仰向けの状態で倒れていた。

勝負は引き分けのようだ

114話 朝の光→←111話 騎士の決断



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設定タグ:メタナイト , カービィ , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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.p - 簡単に言うと、...神⭐️ (2022年4月22日 21時) (レス) @page7 id: bdf51dfce1 (このIDを非表示/違反報告)
亜弥 - はじめまして、ミルンさん。楽しく小説読ませていただいています。私は今までのどの夢小説よりもこの小説が好きですよ。お世辞とか無しで、本当に思ってます。私は小説を書いてはいませんが・・・。続編絶対見に行きます! (2016年10月10日 15時) (レス) id: 20bd845fb4 (このIDを非表示/違反報告)
かしす(プロフ) - ミルンさんへ すいません…;また、続編にも行きますね♪ (2014年4月5日 16時) (レス) id: 9a6364edb5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルン(プロフ) - 皆さん、続編4が出来たので、みにきてくださいね (2014年4月5日 16時) (レス) id: 0fe5dac9a8 (このIDを非表示/違反報告)
ミルン(プロフ) - かしすさん» あ、では私からやりますよ。 (2014年4月5日 16時) (レス) id: 0fe5dac9a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ただのミルン | 作成日時:2013年3月25日 22時

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