90話 八つ当たり ページ15
その後、メタナイトは信じられない物を見た
それは、まぁみなさんが察しているとおり、壁に押さえつけられているサヤカと今にも襲おうとしているツバサだった
何と言う昼メロドラマ的な展開
メタ「な、何してっ！？」
あ「め、メタさん」
メタナイトは平然を装おうとしたが、声がわずかに震えてしまう
ツバサ「あっ、メ、メタナイト卿！？
こ、これはっ！」
ツバサもまさかメタナイトが来るとは思っていなかったようで、慌てている
メタ「ツ、ツバサ・・・
何をしているんだっ？」
ツバサ「これはっ
その・・・」
メタ「・・・今は私もサヤカも仕事中だ・・・
そう言う事は後にしてさっさと帰った方がいいんじゃないか？」
メタナイトの言い方こそは優しいが、溢れ出る殺気がひしひしと伝わっている
またあの黒々とした感情が溢れ出す
ツバサ「い、いますぐ帰ります！
失礼しましたっ！！」
ツバサはメタナイトの殺気に耐えられなかったようで
そそくさと帰ってしまった
あ「はぁ・・・メタさん、助かりました。ありがとう」
サヤカはメタナイトにお礼を言うが、メタナイトは気分が晴れていないようだ
メタ「・・・さっきも言ったが、今は仕事中だぞ
ああいうプライベートな事は他所でやれ」
あ「え？いや、別に私はやりたくてああなった訳では無いんですけど」
メタ「じゃあ何故抵抗しなかった！？」
サヤカが迫られていたあの時
表情を見れば嫌がっていたのはすぐわかるが、何故抵抗しない？
まさかツバサに気を遣っていたのか？
そう思うだけでメタナイトは
自分の奥底から溢れ出るドロドロした物に支配されていく
こんな気持ちははじめてのため、どうすれば止まるかもわからず
そのままサヤカに八つ当たりをしてしまう
あ「あ、あの時は・・・
こ、怖くて動けなかったんですよ・・・」
メタ「怖かったら普通
抵抗するはずだがな」
あ「だっ、だからそれは・・・っ」
怖くて咄嗟に動けなくなる事はよくある、それにサヤカにこんな事を言うのは悪い事だと分かっている
だが口が止まらない
止め方が解らない
これ以上サヤカに何か言ったら傷つけてしまうかもしれない
膨れ上がった感情を
悪くも無いサヤカにぶちまける事しか出来ない自分に嫌気が差す
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.p - 簡単に言うと、...神⭐️ (2022年4月22日 21時) (
レス) @page7 id: bdf51dfce1 (このIDを非表示/違反報告)
亜弥 - はじめまして、ミルンさん。楽しく小説読ませていただいています。私は今までのどの夢小説よりもこの小説が好きですよ。お世辞とか無しで、本当に思ってます。私は小説を書いてはいませんが･･･。続編絶対見に行きます！ (2016年10月10日 15時) (レス) id: 20bd845fb4 (このIDを非表示/違反報告)
かしす(プロフ) - ミルンさんへ すいません…;また、続編にも行きますね♪ (2014年4月5日 16時) (レス) id: 9a6364edb5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルン(プロフ) - 皆さん、続編4が出来たので、みにきてくださいね (2014年4月5日 16時) (レス) id: 0fe5dac9a8 (このIDを非表示/違反報告)
ミルン(プロフ) - かしすさん» あ、では私からやりますよ。 (2014年4月5日 16時) (レス) id: 0fe5dac9a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただのミルン | 作成日時：2013年3月25日 22時
