【オリジナル】館に集う者達 (ページ10)

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カップケーキ作り見学♪ by哥欲祟ページ10

｢ル、ルカ…！｣

雪菜が驚いて少し顔が赤くなる

｢おやおや？雪菜～愛しのルカが来てしまいましたぞ～！｣

少しふざけてからかってみると、雪菜はもっと顔を赤くしちゃう！

｢あはは、ほんっと雪菜は赤面症がよく出るね！でもルカはそんなところが好きみたいだね？｣

｢うん、雪菜は顔が赤くなるのがすごく可愛いんだぁ～｣

千悠がからかう様子全くなしにルカに問うから、ルカもバカ正直に答える

｢や、やめてよルカ…｣

余計顔が赤くなり、ルカが可愛いと思う雪菜にまた近づく

｢ふふ！雪菜は私達よりもルカとお茶する方が楽しいかもね？｣

なーんてからかってたら、ふと目の端に暗光兄さんが映った

｢あ、暗光兄さん！｣

暗光兄さんにスキップで近づいたら、一瞬驚いた顔をしたけど…すぐ戻ったね！←

｢リンジュさん、どうしました？｣

｢もー、いつも敬語だね
やっぱ抜けないもんは抜けないのか～

まあ用がある訳でも無いんだけど、一緒にお茶したいな～って思ってさ♪

…というか、何しようとしてるの？｣

｢あ、カップケーキ作ろうと思ってるんですが…一緒に…ですか？｣

兄さんが、楽しそうに喋っている3人を見る

｢ルカさんもいるんですね
あ、でも雪菜さん…邪魔をしてはいけない気が…｣

｢ふふ…兄さんは気を遣いすぎだよ！
あ、カップケーキ作るんなら私も見てていい？｣

正直私は料理なんてしたことないのだよ←

だから、見学するだけで何も手伝わないけどね！

｢それは別に大丈夫ですが…あの3人を放っておいていいんですか？｣

｢…ふむ、あの3人優しいから、許してくれると思う！ちょっと言ってくるね｣

兄さんのそばを離れて、再び3人の方に戻る

｢3人とも！私…あのミルクティー作り終えたら、暗光兄さんのカップケーキ作り見学してていい？

あ、ちゃんと戻ってくるよ！千悠ともお茶したいし、待っててくれるかな…？｣

｢えー…まあ、なんか寂しいけど、リンジュがそうしたいならそうしな？｣

｢リンジュのお兄さんっぽいもんね、暗光くん

行ってきなよ｣

｢え、あ、わわ私…あの、行ってらっしゃい…｣

…雪菜テンパってたね！！←

まあそんなとこも可愛いと思うんだろうね、ルカは

千悠置いてくのはちょっとやだけど…欲には抗えん…いざゆかん！←

｢てことで許可もらったから、ミルクティー作って来たよ！｣

｢はあ…じゃあカップケーキ作ります｣