美人理系女の夢

正論だと思う 研磨 ページ14

問題が起こる数十分前






部室に入ると、いつも一番乗りのクロがいなかった






珍しいな、何かあったのかな？







もそもそと着替えをしてから、部活までの合間にゲームをしようと思いゲーム機を取り出した







「ウィーッス」






しばらくやっていると、山本や夜久さん達がきた







「そういえば、今日入学式で祝辞読んでた先輩めちゃくちゃ美人でしたよね！夜久さん知り合いですか？」







「あー、安西か１年の時同じクラスだったけど、そんときからもう先輩達の間で噂になるくらい美人だったからな。今は黒尾と同じクラスで隣の席だったな」








「マジすか！主将あんな美人の隣とか羨ましいっすね」







「それに安西って確か入学してから誰にも成績トップの座譲ってないんだよな」








確かに、頭よさそうな人だったもんな。でも、廊下とかでたまにすれ違うと時々凄い甘い匂いするんだけどな








「ウィーッス」







クロが部室に入ってきた瞬間、物凄く甘い匂いがした。まるでΩのフェロモンみたいな、安西という先輩から香って来るような甘い匂いが







背中に電気が走った。今まで感じたフェロモンの中で一番強烈だった







ハッとある考えに気づき、同じαの夜久さんを見ると、夜久さんもこっちを見ていた。同じことを考えていたらしい





みんながいなくなった後、思っていることをそのままいった

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