剣~つるぎ~

第参話　町奉行とその子と団子屋 ページ9

町奉行の人はお辞儀をする



「この町を守っております、高木雄也と申します。



この度はこちらに【妖怪斬り】の方が来たと聞きまして是非、声をかけたいないと」



知念「そうですか…」



山田「そちらにいらっしゃるのは？」



高木さんは隣にいた子の頭を撫でる



高木「この子は有岡大貴と言って、私の養子です」



有岡「俺は大貴って言うんだ‼︎」



中島「苗字が…違うんですね」



高木「…えぇ」



少し違和感を感じた



岡本「…大ちゃんって呼んでいい？」



有岡「いいぞ‼︎」



岡本「大ちゃんって何歳？」



有岡「5歳‼︎」



元気だな…



有岡「なぁなぁ、俺一緒に遊びたい‼︎」



高木「駄目だよ、これから夜遅くなってしまうんだから。



【妖怪斬り】の方たちにも迷惑がかかってしまうだろ？」



大ちゃんはほっぺを膨らませる



知念「…また今度おいでよ。



そしたら僕が遊んであげる」



有岡「本当か‼︎



高木、来てもいい？」



高木「皆が良いよって言うならね」



大ちゃんは喜んでいる



僕たちは夜遅いと言うことでここで夕食をいただいて



そのまま各部屋で眠りについた

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