漆の肆 ページ33
紅葉「いらっしゃいませ。
今日はどんなお団子にしますか？」
岡本「どれにしようかな…」
知念「紅葉さん、この桜の団子と星の団子って」
僕がそう言うと紅葉さんはくすくす笑った
紅葉「この前、うちの前で戦ってたでしょ？
その時のものを参考にしてみたの。
食べる？」
岡本「それじゃ、星の団子を」
知念「僕は桜」
紅葉「ありがとう。
持ってくからそっちで待っててね」
僕と圭人は外に座る
岡本「そういえば、知念ってなんで【妖怪斬り】になったの？」
知念「え？」
岡本「俺は家業が嫌だからだけど…知念はそんなの感じないなって思って」
知念「僕は…」
紅葉「はい、お団子よ。
おまけで一本ずつつけちゃった」
知念「ありがとうございます」
紅葉さんは奥に戻っていく
知念「…全然考えたことなかった。
宏太お兄ちゃんも物心ついた時から【妖怪斬り】だったし、お父さんもそうだったから。
気がつけば【妖怪斬り】になってた」
岡本「…その剣は形見？」
僕は剣を抱きしめる
知念「顔も知らないお父さんの形見。
僕は…これでしかお父さんを知ることができないから」
岡本「…お互い、大変だね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
慧jump(プロフ) - ゆりくろさん» コメントありがとうございます！！少し悩んだ設定ですが、好きと言っていただけて考えた甲斐がありました！！これからも更新を楽しみにしていてください！！ (2021年7月8日 7時) (
レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりくろ(プロフ) - コメント失礼します！伊野尾さんの設定めちゃくちゃ好きです嬉しすぎます…今後に期待してます！！ (2021年7月8日 4時) (レス) id: cc3f685dd2 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます！！楽しんでいただけて何よりなのでこれからもこれからも楽しみにしてくだされば幸いです！！ (2021年7月5日 23時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - いつも面白くて悲しいお話をありがとうございます。これからも頑張ってください (2021年7月5日 23時) (レス) id: 12e72dcbeb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慧jump
| 作成日時：2021年6月30日 8時
