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伍の肆 ページ22

そっと目を開くと圭人が空を跳んでおり、大ちゃんの腕を斬っていた




有岡「…はぁ?」



大ちゃんも僕も、驚きを隠せない



だって…圭人の秘義は



岡本「高さを重視してしまっている。



親方さまから言われた言葉だよ」



圭人は剣についた血を払う



岡本「忍びは正確に敵を仕留めるもの時には必要。



俺の家の剣技はそれらを応用したもの。



だったら…忍びとして、この剣技を使えばいい」



有岡「…なるほどね。



忍びなんてもういないと思ってたけど…お目にかかれるとはね」



大ちゃんは切断された腕を復活させる



有岡「でも、気がついてるんじゃない?



殺炎花(さつえんか)がその腕に仕込まれていることに」



山田「嘘…だろ…」



僕は思い出す



そういえばお団子屋さんで圭人の腕に触れていた



有岡「その腕、無くしてやるよ‼︎



鬼術・殺炎花(さつえんか)‼︎」



僕は圭人の腕が飛ぶところを見たくないから目を逸らした



有岡「…あれ?



殺炎花(さつえんか)が…起動しない?」



大ちゃんの焦りの声で圭人の方を見る



岡本「あの時から腕に違和感を感じていた…。



その違和感の正体は…これでしょ?」



圭人は懐からあるものを取り出す



それは心臓のように脈を打ってるけど心臓ではなかった



岡本「さっきの人を見てもしかしたらと思って。



物陰に隠れてそこを斬ったらこれが出てきたんだよ」



有岡「ありえない…そんなこと、できるはずがない‼︎



1歩でも間違えたら腕は使い物にならなくなるのに‼︎」



大ちゃんは取り乱している



僕は痛む肩を押さえて立ち上がり



知念「秘義・桜吹雪(さくらふぶき)



秘義を打った



感覚が研ぎ澄まされているので、大ちゃんがどこにいるのかがわかる



…ここだ



僕が剣を振るとそこは大ちゃんの横腹だった



有岡「この…餓鬼ぃ‼︎」



大ちゃんは僕を叩き落とす



岡本「そして…今完成した。



俺だけの剣技…俺だけの、奥義‼︎」



圭人は重心を低くして



岡本「奥義・流輝星(りゅうきせい)



奥義を…放った

伍の伍→←伍の参



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慧jump(プロフ) - ゆりくろさん» コメントありがとうございます!!少し悩んだ設定ですが、好きと言っていただけて考えた甲斐がありました!!これからも更新を楽しみにしていてください!! (2021年7月8日 7時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりくろ(プロフ) - コメント失礼します!伊野尾さんの設定めちゃくちゃ好きです嬉しすぎます…今後に期待してます!! (2021年7月8日 4時) (レス) id: cc3f685dd2 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます!!楽しんでいただけて何よりなのでこれからもこれからも楽しみにしてくだされば幸いです!! (2021年7月5日 23時) (レス) id: fc3df4fc56 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも面白くて悲しいお話をありがとうございます。これからも頑張ってください (2021年7月5日 23時) (レス) id: 12e72dcbeb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作成日時:2021年6月30日 8時

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