首輪が必要ですね?先輩。【イナGO.剣城京介】 (ページ15)

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煉)あのさ…かっき霧野君が何か言ってたけど何？

何だか、あんまりにも白々しい言い方が少し頭にきた。

貴)机の中の物が＜何故か＞神隠しにあっちゃったんだよね～

サラッと嫌みを込めて言ってみたりなんかして。

煉)え…

表情を固まらせた。

貴)あっ;煉君のせいとか…そーゆーのじゃないからねっ!!

ダメだなぁ、私。
こういう顔をされると、何でも許してしまうんだ。

先生)今日は補助教材も持って来いって言っておいたよなー？忘れた奴は立てー。

あぁ、こういう時に立つのは初めて。

心配そうな顔をして私を見つめる霧野君達。

それに比例して、クスクス笑う一部の女子。

でも、ここで立たなかったら後々怒られる。

意を決して立とうとした瞬間。

グイッと手をひっぱられて、椅子に逆戻り。

ガタン

変わりに煉君が立った。

なんで？教材は机の上に出してあるのに。

煉)忘れちゃいましたぁ

あはっ☆と笑う。

先生)次忘れたら単位落とすからなっ

煉)はぁーいっ

そう言って、机に座る。

煉)はい。

スッと教材を私に渡す

貴)え？

煉)今日は俺の使いなよっ

貴)あ…有り難うっ

なんだか、煉君に悪い事しちゃった…;

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京たんどこ行った＼(^p^)／

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