93分目.シアン ページ46
シエロside
そして、たくさんの人の自己紹介を無事聞き終わっだ私はショッピ君は一部の人のの部屋に連れて行く係になった。
途中でクレアが退出してしまったので心配なのだがトントンさんが付いてくれているから安心だろう。
そして、問題はこいつだ。
Sds「ねーねー。シエロちゃん今日の夜2人で会おうy((」
シエロ「黙らないと置いてくよ。」
相変わらずシディスがうるさいが無視しよう。
そして、私はさっきの事を考えていた。
あの時自分の事言われたわけじゃないけどすごくイライラしたな。
てか、まだこいつショッピ君の事悪くおもってるでしょ？
はぁ、まだ懲りてないだろうしね。やっぱ隕石落としとくべきだったかな。
「きゃあっ。」
そう考えながらぼーっと歩いているとクロエさんが躓いたようで転びそうになっている。
Shp「おっと、平気っすか。気をつけてくださいね。」
しかし、ショッピ君がそれを間一髪のところで支える。
ソフィーさんは顔を真っ赤にしてお礼をしていた。
その時一瞬心に霧がかかったように感じたが気のせいだろう。
そして、部屋に案内し終わり自室に向かう。
Shp「あ、シエロ先輩。そう言えばさっきはありがとうございました。」
丁寧にお辞儀をしながらもこちらに視線を向ける彼はあいも変わらず端正な顔つきをしていた。
シエロ「え？あ、いや。感謝されるようなことはしてないし。」
Shp「ふふっ。俺は嬉しかったんですから。
それに、先輩のそういう所ほんと好きです。」
こちらを向いてにこっと笑っていうショッピ君。
いつもと変わらない言葉なのに今日はやけに心に響いた。
それに、私は何も言い返すことは出来なかった。
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作者名：鶴 シアン | 作成日時：2020年5月21日 17時
