【W.r.w.r...D!】貴方が私を追いかける理由｛2｝【学パロ】 (ページ21)

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67分目.鶴ページ21

Gr side

ふと、目が覚める。...ふむ、寝てしまっていたか。
重い瞼を開き少し視線を下に動かすと、俺の腕の中でクレアがすやすやと寝息を立てて眠っているのが見えた。思わず手を出しそうになったが、それをグッと堪えて写真を撮る。

...クレアはいつ見ても綺麗だな。
真珠のように白く綺麗な髪と長い睫毛、そして透明感のある肌。
全てが国宝級なぐらい綺麗だった。
俺はクレアの左手を持ち上げる。...いつかこの薬指に...。
なんて考えているとクレアの目が開き、眠そうなアメジストの瞳が俺を見つめた。

クレア「...せんぱい...？」

Gr「...あ。すまない、起こしてしまったか...？」

クレア「ううん、平気...です...。」

Gr「そうか、まだ寝てても大丈夫だぞ。」

クレア「...うん...。」

クレアは眠そうに目を擦りながら俺に寄りかかる。
長い髪の間から見える首筋は傷一つなく綺麗で、思わず印を付けたいという衝動に駆られるが普通に嫌がるだろうからやめた。
すると、クレアがこちらを見てふにゃりと笑い、口を開いた。

クレア「...えへへ、先輩、あったかい。」

Gr「...そうか。」

クレア「うん...ふ、ぁ...。」

クレアはまた目を閉じて寝てしまった。...全く、随分と可愛い事を...。
俺はぎりぎり理性を何とか保ち、クレアの額にキスを落としてまた眠りについた。