エイプリル...?(黒笑) ページ4
「コヨミ。」
『エイプリル?どうしたんですか?』
「ディセンバーのいる場所が分かった。明日からそこに行く。」
こんな話をされたのは私がまた海外に行く時だった。
しばらくは帰ってこない予定だ。
『絶対、帰ってきますよね?』
エイプリル「お前こそ。」
『できるだけ早く帰ってくるようにはしますが...最低でも2ヶ月はかかるみたいです...』
エイプリル「そうか...頑張れよ。」
『当たり前です!』
『行ってきます』
「行ってくる」
千景のためにも早く帰ってこなくちゃな。
〜3ヶ月後〜
遅くなってしまった...
エイプリル怒ってるかな...?
ノックをしようとすると
あれ?なんか騒がしい。
まあ関係ないですけど!
コンコンコン
あれ?どんなノックだったっけ?
仕方ない。ここは私しか知らない手紙の隠し場所をっと
『エイプリル〜私の部屋の2番目の引き出し〜!兄との文通を閉まってるところ!』
ガチャッ
開いた!
『エイプリル!ただいま!』
エイプリル「あ、あぁおかえり...」
...なんか隠してる?
よし突撃です!
エイプリル「お、おい!ちょっと待て...」
リビングには
女の方がいらっしゃいました。
?「えーと?どちら様でしょうか...?」
『...エイプリル?』
エイプリル「ビクゥッ」
『どういう事ですか?』
エイプリル「軟禁中だ。」
『理由は?』
エイプリル「ディセンバーの居場所を壊すため」
『何故彼女なんですか?』
エイプリル「誘拐しやすかったから。責任者だから。」
『ほう?誘拐...ねぇ。どうやって?』
エイプリル「...薬を食事に混ぜた。」
『へぇ。じゃあこれから私は毎日エイプリルの食事で実験してもいいんですね!ちなみに何を使いました?』
エイプリル「Jの棚の8―3」
『はい?』
エイプリル「モウシワケゴザイマセンデシタ」
あの薬はまだ開発途中なのに!
『エイプリル、後で覚えておいてください(黒笑)』
ってこんなことしてる場合じゃない!
『そこの貴方!気分の優れない所はどこかございませんか?エイプリルがすみません...』
?「い、いえ!あ!私、満開カンパニーの主宰兼総監督を務めさせていただいております、立立花いづみです。」
『えっと、組織の幹部やってます!コヨミです!
それより体調は!?』
いづみ「特に変化はありません。ご心配ありがとうございます!」
『全く。エイプリルで実験しようとしてたんですけど...』
エイプリル「おい、聞こえてるぞ。」
知らん顔しておいた。
千景「スミマセンデシタ」密「ごめんなさい...」→←あの日
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作者名:こぶらときゃらめる | 作成日時:2020年1月25日 19時