プロローグ ページ2
1年前
氷の巫女「結弦!大事な話があるの!落ち着いて聞いてね!?慌てないで!?」
結弦「いやその前に母さんが落ち着こう苦笑」
氷の巫女「そうね、その通りだわ…汗 でも凄いことが起こったの!恵福華仁乃神(えふげにのかみ)が直々に夢に現れたのよ!」
結弦「…………って、えぇぇぇぇえぇ!?!?」
氷の巫女の夢見の能力により、母さんが恵福華仁乃神こと、伝説の神プルシェンコのお告げを承った。そのお告げは、俺が世界を巡ってプルシェンコの軌跡を辿りながら様々な人々や、色んな国の生活等に触れて欲しいという内容だったらしい。
せっかくなら俺の夢に出て欲しかったなぁと少し残念に思ったが、あの伝説の神プルシェンコ直々の指名にこれ以上ないほどの喜びが身体中を駆け巡った。
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あれから1年、当然皆知ってるものから、今までその地域の人々にしか語り継がれなかったエフゲニーの偉業の数々を知りその国がどういう風に成り立ってきたかを詳しく学ぶことが出来て、ついに実家の近くの国サイショーにまで戻ってくることが出来た。
これでもう旅も終わるのかと思うと達成感と同時に少し寂しく思う。
「何をするつもりだ!?」
「お前には関係ない話だ、話すつもりはない。
そしてお前はこの俺を倒せない、倒す権利がないからだ!」
「待て!辞めろっ!!!」
まさか、あんなことになろうとは誰も思わなかっただろう。
結弦の旅がまだ終わらないことも、彼にこの世界の未来がかかってることすら誰も知るよしもない
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作者名:鰤しゃぶ | 作成日時:2019年4月1日 0時