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そらくんが家を出て1時間が経った。
不穏な空気が流れる。
「そら、遅いね」
太郎がぽつりと言った。
それに重なる様にえいちゃんはイヤホンを外して、
「電話してみれば？」
と提案した。
「分かった…」
りっくんが不安な顔つきでスマホを耳に当てる。
.
.
「、でない…」
りっくんが泣きそうな顔で携帯を下ろした。
えいちゃんや太郎もそわそわしだして、
「探してくる？」「あいつどこまで行ったの」
心配する声が飛び交って。
「じゃあ行こう」
太郎の運転する車で探しに行こうと決めて、
玄関の扉を開けた瞬間。
【＿plllllll】
えいちゃんの携帯が震えた。
咄嗟に画面を確認すると、
「空」の文字。
えいちゃんは出るなりすぐに、
「そら！！お前何処まで出掛けて＿」
そこまで言って、えいちゃんの言葉は途切れた。
電話の相手はそらくんなのか。
私達が予想しようとしたとき。
【＿ｶﾞﾁｬ､ﾝ】
えいちゃんの携帯が、音を立てて床に落ちた。
慌てたりっくんが即座に携帯を拾った。
太郎はフリーズしたえいちゃんを支える。
りっくんは咄嗟の判断でスピーカーをオンにした。
[＿もしもし、もしもし？]
「は、はい！」
電話の相手は、そらくんではなかった。
「…ど、どなた様ですか？」
電話の相手はこう答えた。
[＿警察署ですが、身内の方ですか？]
「あ…友人なんですけど、」
[結構です
実は、貴方の友人の大木空さんがですね]
「…はい」
[…申し上げにくいのですが、
交通事故で重傷を負われて病院に搬送されました]
「＿え？」
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しずくちゃん - 黒猫さん>ありがとうございます！！頑張って更新続けます！ (2017年4月16日 21時) (
レス) id: c67efeb9a4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うわあああ！ツリメ可愛い！！そしてかっこいい！！最高！別れるドッキリ私まで悲しくなりました…ｗ今この小説が私の人生ですwこれからも更新頑張って下さい！！ (2017年4月16日 7時) (レス) id: 3a359a8525 (このIDを非表示/違反報告)
しずくちゃん - 来桜さん>ありがとうございます！！更新まっててください！！ (2017年4月15日 22時) (レス) id: c67efeb9a4 (このIDを非表示/違反報告)
来桜(プロフ) - ツリたんめっちゃ可愛かったっす！！これからも更新楽しみにしてます！！ (2017年4月14日 20時) (レス) id: 273ceb497b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずくちゃん | 作成日時：2017年4月2日 23時
