徒然なるままに、夢を見る。 (ページ46)

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―(わちゃわちゃしてて読みにくいかも) ページ46

「わぁ……知ってる顔で安心する」

放り込まれた部屋にはぺいんさんとエギくん、そして最近加入したばかりのアニキと現在体験をしているツルギくん。こぞって声がでかい。

「A！大丈夫か、何もされてない？」

ヨシヨシと頭を撫でてくる伊藤ぺいん。うん、この人がいるから私は寂しくないってことで解放してくれないかな。と入口を見るも無情にも開く気配すらない。

「えっと……とりあえず皆様は開放条件わかってるんです？」

「おう！Aと仲良くしてやってくれって言われたぜ。逆に気付いてやれなくてすまねぇな。俺も自分のことで手一杯になっててよ」

爽やかな顔で謝ってくるのは銀河一アニキ。アニキやめてよ、余計に申し訳無さが溢れてくるから。また頭を深々と下げると今度は狼恋エギにぽんぽんと肩を叩かれる。

「大丈夫だ、Aさん。アンタの最愛の人になってやれば良いんだろう？その為ならオレは何だってするぜ」

「え！最愛の人！？ちょエギくん、俺聞いてないんだけど！」

慌てふためくぺいんさんは「大切な人は一方的に押し付けてなるものでなく双方の同意が」ともっともなことを述べる。が、それを打ち砕くように焦月ツルギくんが声を上げた。

「いや、双方のとか言ったって出れなかったら元も子もないっスよね」

「でも一方的には駄目！Aには自分のこと大切にして欲しいから」

びぇぇえええ。と泣きが入り始めたぺいんさん。マックさんカウンセリング必要なの私よりぺんさんだと思うんですけど。