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時系列飛びます。
引き続きゲン視点です。
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「なんっ……龍水くん、お久しぶりですね！」
「A、久しぶりだな。……相変わらず小さいな」
「うるさい！キミにはカンケー無いでしょ！！」
龍水ちゃんに向かって怒るAちゃんはどこか優しくて、ああこの人がそうなのか。とただの事実に落胆するでも無くただ静観していた。
「関係あるとも。Aは俺のおん」
「それ以上言ったらぶん殴る」
「へぇ、お前そんな顔をするんだったか。さらに欲しくなった」
私は要らないです。と、一蹴して俺のもとへ来たAちゃん。むすっとしていてもやはり嬉しそうだ。それもそうだろう。自分を負かした二度と会えないと思っていた嫌な……でも好きなヤツにまた会えたのだから。
「ゲン、いこ」
珍しく、彼女の方から手を繋がれたのに頭の中は龍水ちゃんのことでいっぱいいっぱいだった。Aちゃんが離れていっちゃう。そんな子供めいた不安感が自分の心の中を支配する。
「ねぇ、ゲン……聞いてる？」
「あ、うん。いいよ、Aちゃんは先に行っててよ」
「！……わかった」
ぱっと自分の手から熱が離れて初めて手を繋いでくれていたことに気が付いた。慌てて手を伸ばしても小走りで去っていった彼女の背中には届かなかった。
「ん、らしくないな」
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更に飛ぶしほとんど書いてないよ
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「SAIくん……か。うん、私も会いたいかな」
「Aも知り合いなんだよ？」
知り合い何てもんじゃない。彼は私を世界に引き上げてくれた。ただ、好きなことを好きと主張することを許してくれた。龍水くんが私から奪ったのならSAIくんはそれを与えてくれた。
「Aの初恋相手だったか？」
「そっ……そうなるのかな？」
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やべぇ思った百倍長かった。文字数制限少なすぎかよ。
この後にもっと長いゴールデンカムイ控えてるんだが？
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作者名：宇治銀時 | 作成日時：2024年1月6日 23時
