「さにわ」って…何？(笑顔【2】【刀剣乱舞】 (ページ14)

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No.54 ページ14

紗駒麻「わー！ほんとにAだ！すごく久しぶりだね！」

「分かった。分かったから揺らすな酔う」←

紗駒麻「あ…ごめんね。嬉しすぎてつい…」

こんのすけ「木野下さま…内村さまとお知り合いなのですか!!?」

「ほら、本丸にはじめて行った時、確か話しただろ？」

『「おーくりから…おーくりから……あぁ、前の主は伊達政宗公だったのか」

大倶利伽羅「…!!…政宗公を知ってるのか」

「あぁ、仙台に友達がいる」

…元気にしてるかなぁ…あいつ」

こんのすけ「その『あいつ』…と言いますと？」

「んー…俺昔は今働いてる保護施設に預けられてたんだけど、そん時に出来た友達。ちょうど今仙台にいるらしくてな」』

こんのすけ「その木野下さまのお友達さまが内村さまでいらっしゃいましたか…！」

「…てかお前、仙台に居たんじゃなかったのか？」

紗駒麻「ちょっと政府にお話があって、こっちに戻ってきたんだよ」

「…それにお前…

審神者になったのか…？」

紗駒麻「うん！あの保護施設から出た後、また義理の母に捨てられてさ、おれ。

そこを名倉さんが見てたらしくて…『居場所がないならおいで』って言われて、14歳で審神者の仕事を始めたんだ！」

「お前が仙台まで行ったのは萪菜さんから聞いてたけど…ほんとに無事で良かった。ずっと心配してたんだぞ？」

そう言って、出会った時から細い体をしている紗駒麻を抱き締める。

…こいつほんとにちゃんと食ってんのか？

もう少し力を強めて抱き締めたら、骨が今にも折れそうと心配になるくらい細い。

紗駒麻「…昔と何一つ変わってない。むしろ変わらな過ぎだよ」

「…お互い様な」

？「…主」

紗駒麻「…あぁごめんね小夜くん！A、紹介するね。一番付き合いの長い小夜左文字くんだよ」

「小夜…？それにしては少し違和感を感じるんだが…」

こんのすけ「き…極ではありませんか…！」

「極？極ってあれだろ？修行に出すやつ」

紗駒麻「彼自身から相談してくれてね。『好きにしてきていいよ』って言ったら彼、はりきっちゃって」

小夜「あなたは…？」

「あぁ、俺はあんたの主の…

"家族"だ」