「さにわ」って…何？(笑顔 【刀剣乱舞】

No.21 〜山姥切国広side〜 ページ23

***


日が沈む頃。



『こんのすけ。せっかくだから御飯食べて行きなよ』

『宜しいのですか!?』

『政府の仕事で疲れてたでしょ？昔からお世話になりっぱなしだし、たまには恩返しなくちゃね』


『それにみっちゃんと歌仙の御飯は美味しいし〜』と、台所に居る燭台切と歌仙にも聞こえるように少し大きめの声でそう言った。

その言葉に少し遅れて『当然!!僕達が頑張って育てた野菜、食べてってよ!!!』や、『聞こえてるから大丈夫だよ』と燭台切や歌仙の楽しそうな声が聞こえた。


主や燭台切や歌仙の言葉にこんのすけは顔を縦にブンブンと振り、『では御言葉に甘えて!!』と言い、こんのすけは、俺が主の右側を座っていた為、主の左側に座った。


***




食べ終えた後、主は腕にこんのすけを抱えて俺を呼び出した。


『ごめんまんば。今三日月と鶴とうぐが手入れ部屋を掃除してくれてるから手伝ってきてくれない？』

『あぁ、解った』


ごめんねーと言った数秒後、『…なんであのトリプルじじいに掃除なんか任せたんだろ…』と主は結構真面目な顔で悩んでいたが、早く終わらせて主の元へ、と思ったので早足で手入れ部屋に向かった。



***


『……入るぞ』、と言ってもどうせそれぞれ返事は返ってこないだろ、と考えたので無言で手入れ部屋の入り口の襖を開けた。


『主、掃除は…って主では無かったか。こりゃ失礼した』

『…ふん。逆に今来たのがお前が望んでた主で無くて俺で悪かったな』

『そこまでは言っていないだろう？俺のはやとちりというやつだ』


そう言って、鶴丸は俺の肩をポンポン叩いた。


『あまり考えるな。君の悪い癖だ。なぁ大包平』

『お前には幽霊でも見えているのか』

『はっはっは、よきかなよきかな』


…掃除よりこのじじい纏めて俺一人でツッこむ方がしんどいと思う。


『…それより山姥切や』

『……なんだ』


あまり三日月とは喋りたくない。

前こいつと話していたら話の速さが遅すぎて、いつの間にか夕暮れになっていた事があった。









『主は、無理をしていたのではないか？』

イラスト*→←No.20 〜山姥切国広side〜

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

今日の刀剣男士

蛍丸

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す