別世界へ（noside) ページ36
カ「ここは…」
カイドルはいつの間にか椅子に座らされていた
目の前にはめがねをかけた黒いローブ姿の女性
「ごきげんようカイドル。」
カ「…あなたは？」
記憶の混乱する中カイドルは女性に聞いた
女性は微笑みカイドルに言った
「まずはじめに、貴方は前の世界、つまりイリーナ達の住む世界からは完全に決別しました。」
カ「…そうか…」
カイドルには違和感があった
それは前は愛していたモノ達への愛着が完全に消え失せていたことだ
あんなにも愛した娘達にも、研究仲間達にも
それどころかモンスターには嫌悪感すら覚える
残ったのはあの時の狂気だけだった
「本来であれば貴方には消えてもらうことになっていたのですが…ここで一つ道を作って差し上げます。」
カ「道？」
「はい。いま、貴方はビクトリアに必要とされています。彼女は死ぬことをよしとされず一人孤独に生きています。前の彼女であればそれでよかったのですが…貴方が教えたのです、彼女に愛を。だから彼女は貴方なしでは何もかもつまらなくて虚しいものになってしまったのです。」
カ「そんな…」
「だから、貴方にはその世界に行って、ビクトリアと共に生きてほしいのです。貴方ならビクトリアの最高のパートナーになれることでしょう…どうしますか？」
カ「…わかった。彼女にはこの思いを伝えたいし、喜んでいくとしよう。」
「それはよかった！では貴方を今かラ送り出しますね！」
女性は立ち上がると掌をカイドルに向けた
「これから行く世界は少し不思議な世界です。しかし安心してください。貴方には特別な力を付与しておきますから。」
カ「ああ、ありがとう。それじゃあ行ってくるよ…」
「では、ご幸運をお祈りいたします。」
こうしてカイドルは別世界へと旅立つこととなった
ーーーーー
・カイドルには創造とバグを操る力を付与しました・
ゆぎーさんへ！
これらの能力を生かしカイドルをよろしくお願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソルトサンド - 全力で応援します！ (2019年4月30日 22時) (
レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - いいんですよ…次のシーズンでも良ければおうえんおねがいします (2019年4月30日 18時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ソルトサンド - セカンドシーズンもあるんですか！？ 闇鍋ソースさん好きです(突然の告白) 楽しみに待ってます(急に馴れ馴れしくしてすいません) (2019年4月30日 14時) (レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - フッグさん» フッグさぁぁぁん！ありがとうございまぁぁぁぁす！（感涙） (2019年4月30日 1時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
フッグ - ファーストシーズンおつかれ様です！ セカンドシーズンもよろしくお願いします！ (2019年4月30日 0時) (レス) id: 32ba9cd25b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
