おかえり（マーダーside） ページ12
火花が飛び散る
金属音はとめどなく鳴り響き
鎌は踊り狂う
そんな情景に俺達は呆然と見ているしかなかった
ク「…大丈夫でしょうか…もし…またヴァーナさんに何かあったら…！」
ホ「クロス…」
心配そうに戦闘を見つめるクロスをホラーが後ろから安心しろと言わんばかりに撫でていた
ホ「あいつならダイジョブだろ。なんせ食われても再生するくらいタフなんだからな！それに…アイツは負けねぇよ。信じてやれ。」
クロス「先輩…はい。俺はヴァーナさんを信じてます」
クロスは不安げながらも落ち着きを取り戻した
(しかし互角か…)
見たところ戦闘パターンも同じに見える
どうなるのかこちらも見当がつかない
「あなたに私は倒せない。あなたがいるから皆が不幸になるのです。ならば消える事が最大の贖罪…なぜそこまでして生きようとするのですか！」
ヴ「さっきもいったろ！託されたんだ母さんに…その身を削って最後の願いを言って消えちまったけど…だからこそ、アタシは生きなきゃいけない。イリーナを守る為に、クソ親父を止めるために…その為にアタシはお前を倒す！」
「っ…！小癪な！」
とめどなく繰り広げられる斬撃戦
しかし戦況は明らかにヴァーナに傾いていた
ヴ「アタシは勝つ。勝たなきゃいけない。皆にしてしまった罪を償う為に、皆を幸せにする為に。その為ならアタシはどんなことだってやり遂げてみせる！」
「ァッ…！」
シスターの鎌が弾かれる
それを逃さんとばかりにヴァーナは鎌を振りかざした
ヴ「これがアタシの贖罪であり…決意だ！」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
シスターは鎌により斬り裂かれ、その場に倒れ込んだ
顔を隠していたベールもどこかに飛んでいった
ヴ「…アタシの…勝ちだ…！」
闇AU「ヴァーナ！」
俺達はすぐさまヴァーナに駆け寄った
一番にキラーがヴァーナに抱きついた
…後で覚えてろよあいつ
キ「ヴァーナ…ヴァーナ！心配したんだよ！」
ヴ「わりぃなキラー…それにみんなも…迷惑かけたな。」
ナ「んなこたどうでもいい。その…あれだ…お前が無事ならそれで良かったつーか…」
エラ「テレテンノカ？」
ナ「殺すぞ。」
ホ「まぁまぁ良かったじゃねーか！ヴァーナはこうして無事なんだし喧嘩すんなって！な？」
エラ・ナ「チッ」
エラーもナイトメアもそっぽ向いて舌打ちした
しかしその顔はどこか安堵していてほころんでいた
ク「ご無事で良かったです。」
マダ「あぁ…ヴァーナ。」
ヴ「ん？」
マダ「…おかえり。」
そういう俺にヴァーナは
ヴ「…へへっ！ただいま！」
と、笑った
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ソルトサンド - 全力で応援します！ (2019年4月30日 22時) (
レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - いいんですよ…次のシーズンでも良ければおうえんおねがいします (2019年4月30日 18時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ソルトサンド - セカンドシーズンもあるんですか！？ 闇鍋ソースさん好きです(突然の告白) 楽しみに待ってます(急に馴れ馴れしくしてすいません) (2019年4月30日 14時) (レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - フッグさん» フッグさぁぁぁん！ありがとうございまぁぁぁぁす！（感涙） (2019年4月30日 1時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
フッグ - ファーストシーズンおつかれ様です！ セカンドシーズンもよろしくお願いします！ (2019年4月30日 0時) (レス) id: 32ba9cd25b (このIDを非表示/違反報告)
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