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退散 ページ48

「そして、私はそこに目をつけ、君達の屋敷でよからぬことをしようとしたインク君にあるものを打ち込んだ。これはバグの強化バージョンでね。より相手の心をむしばみこちらからうまくコントロールできる。まぁ、彼の場合感情は彼の持っている絵の具でコントロールしているからこちらでコントロールしていたから苦労したよ。しかし、今、とうとう彼女が彼からそのバグを吸収した!これでいくら彼女が強い意志を持っていようともあらがうことは難しいはずだ!君がどこにあの宝石をやったかは知らないが…後で彼女自身に回収させればいい。さぁ、イリーナの宝石を奪え。ついでにほかのモンスターたちも殺しておけ。」

サ「おいおい冗談だろ?」

ヴァーナお姉さんはすくっと立ち上がると赤い瞳で私たちを見つめてきた
顔も真顔でさっきのインクと同様だった
一歩、また一歩と、ヴァーナお姉さんは近づいてくる

ドリ「ヴァーナちゃん!やめるんだ!どうか正気に戻って!」

イリ「ヴァーナお姉さん…!」

私たちの声は届かなかったのだろう
ヴァーナお姉さんは鎌を高々と掲げ振り下ろした
…が

イリ「えっ…!?」

「ほぉ?」

ヴ「誰が…てめぇ…なんぞの…いうことなんか…聞くかよ!」

その鎌の切っ先はヴァーナお姉さんの体を貫いた
痛みで意識を強制的に戻したのか瞳が半分元に戻っていた

「あれを取り込んでもなお意識を保つか。…クク!実に面白いねぇ!さすがだよヴァーナ!君はやはり私の中で一番の逸材だ!」

ヴ「うるせぇ!…お前らは今すぐ逃げろ!あたしが意識を保っていられるうちに…!」

エ「し、しかし!」

ヴ「早く!」

ヴァーナお姉さんの怒鳴り声に私たちは顔を見合わせた
でもすぐに逃げることとなった

ハ「!…いくぞ、マスタードはインクを頼む。」

マ「わかった…!」

サ「イリーナ!早く!」

イリ「や、やだよ…!ヴァーナお姉さん!」

ヴ「頼む…イリーナ…お前だけでもどうか…逃げ延びてくれ…」

ドリ「行こう!」

イリ「ヴァーナお姉さん!ヴァーナお姉さん!いやだ!いやだぁぁぁ!」

私はあらんばかりの声で叫んだがどうにもならずヴァーナお姉さんの姿がどんどん小さくなっていく

…あれ?
こんなこと…

前にもあったような?

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あぁ、逃げられてしまったか…でも、そのまま家には帰れないさ。私の計画はいまだ順調にその針を刻み続けている…彼女も、あの宝石も、すべてわがものにしてついに私の計画は最終段階に行くことだろう。」

男は笑い、女は利用する(noside&ビクトリアside)→←ヴァーナの体



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闇鍋ソース - スズネさん» 了解です!よし、書くぜ! (2018年8月3日 13時) (レス) id: 851136abe1 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» 了解です!ほお。たっぷり出るぜ!(^^)! (2018年8月3日 13時) (レス) id: 851136abe1 (このIDを非表示/違反報告)
スズネ(プロフ) - ネックレスを預けるのに一票いれたいです…! (2018年8月3日 8時) (レス) id: 7d2f556d8d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - ネックレスを預けるよ絶対!!ガスターがまた出ることを信じてます。はい! (2018年8月2日 23時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - みさっちさん» 了解です!おっとこれで結果は決まりか…? (2018年8月2日 22時) (レス) id: 851136abe1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース | 作成日時:2018年7月11日 21時

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