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破滅の始まり(noside&?side) ページ42

《はぁ…!はぁ…!》

闇夜のウォーターフォール
そこを必死に走る長身の黒い影が一つあった
その背後には目を赤くした無表情のエピックを従える黒いローブ姿の男が一人

「ハハハ…逃げても無駄ですよ…魔法も使えない自我だけが彷徨ってる存在を殺すのは実に簡単だ。それは君もわかっていることだろう?」

《がっ!》

長身の男の肩に骨が突き刺さる
彼はその場で倒れこんだ
彼の頭にはホラーのようにぽっかりと頭の一部が欠けていた

「あきらめたまえ。君ではどうすることもできないよ。」

《黙れ…》

男の言葉に頭のかけた彼は力強く睨みつけながら言う
しかし男にはまるで効いていない

「息も切れ切れじゃないか!そろそろあの世へいったらどうだい?かつての同志よ…」

《私が間違っていたんだ…あの時私がお前を止めていれば彼らも…地下世界の住民も…皆死なずに済んだというのに…》

「今さらだな。そんなこと悔やんでももう遅い。君は何もできないのだから。あぁでも…あの時はよくもラボをあの家に移してくれたね?おかげでとんだ手間になってしまった。ま、とっておきの〈切り札〉が手に入ったからいいのだけれど…」

《…》

「安心するといい。君の大切な者たちもいずれそちらに送ってやるさ。…じゃあな。かつての親友…W,D,ガスター。…やれ。エピック。」

《くっ…!》

正気を失ったエピックがブラスターを向ける
彼は覚悟を決め強く目をつむった
そしてブラスターは放たれた

「…ちっ。あいつめ…どこかへ移したな…」

ブラスターが消えた後彼の姿はなかった

「…手元の札がそろっているうちにそろそろ行動に移すとしようか。行こうエピック。近いうちに切り札を本格的に使う。その日まで君は力を温存していてくれたまえ。」

その言葉とともにエピックは姿を消した

「さて…面白くなりそうだ…にしてもあいつは相変わらず私に逆らうな…次あった時にはそれなりにまたお仕置きをするとしようか…ふふ…ハハハハハ!」

暗いウォーターフォールに男の狂った笑い声が響き渡る
それはこの世界やその他の世界が破滅へと向かうカウントダウンへの合図だった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《くそ…くそ…》

私は無力だ
あの時彼がおかしくなっていたのはわかっていたはずだ
それを止めなかった私は…愚かだ…

《…パピルスは元気だろうか…》

「あぁ。元気さ。」

《助けてくれてありがとう。あれはさすがに死んでいたよ。》

「もう死んでいるだろ?」

《あぁ。そうだったね》

その言葉に私はははと苦笑した

今後のやり方について(お知らせだよ!)→←目の傷(マーダーside)



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闇鍋ソース - スズネさん» 了解です!よし、書くぜ! (2018年8月3日 13時) (レス) id: 851136abe1 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» 了解です!ほお。たっぷり出るぜ!(^^)! (2018年8月3日 13時) (レス) id: 851136abe1 (このIDを非表示/違反報告)
スズネ(プロフ) - ネックレスを預けるのに一票いれたいです…! (2018年8月3日 8時) (レス) id: 7d2f556d8d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - ネックレスを預けるよ絶対!!ガスターがまた出ることを信じてます。はい! (2018年8月2日 23時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - みさっちさん» 了解です!おっとこれで結果は決まりか…? (2018年8月2日 22時) (レス) id: 851136abe1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース | 作成日時:2018年7月11日 21時

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