希望のソウルに惹き寄せられて3 (ページ30)

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知りたいなら(キラーside) ページ30

キ「それって…どう言う…？」

ヴ「言った通りさ。パピルスも、サンズも、みんな殺された世界。それがここ。ここ以外にもいくつか世界線があるようだが…色々と条件が重なってオリジナルまで行かなかった世界だ。」

ヴァーナは真剣にそして無表情にそう言った

エラ「誰ガソンナコトシタンダ？」

ヴ「…こっから先は自分達で探して見るといい。あたしから意地でも聞き出して見るでもいいしパピルスに…紛らわしいからヘッドでいいか。あたしもそう呼んでるし。まぁヘッドのご機嫌をとって親密度あげれば話してくれるかもな。ま、どうしても知りたいならやってみな。あたしは今日の晩飯を作ってくる。今日はハンバーグとポテトサラダ、デザートにチョコレートパイだ！」

ホ「肉！」

キ「チョコ！」

さっきまでの話も忘れて僕とホラーは立ち上がった

エラ「オチツケオチツケ…」

ヴ「そんじゃーな！」

ヴァーナはそう言うとキッチンに向かった
ヴァーナが行ったのを確認し、僕らは顔を見合わせた

ナ「はぁ…どうするよ。」

エラ「アンナ事イワレチャ気ニナラナイワケネェヨナァ…」

キ「この世界のサンズはどうしたんだろう？パピルスは子供だしきっと彼もまだ子供のはずだよね。」

ホ「だが妙だな…モンスターが殺された後霊となってここらを漂ってんならなんで他のモンスターはいないんだ？」

マダ「…」

キ「あれ？マーダーどうしたの？」

ふと見るとマーダーは黙ってぶつぶつなにかいっていた

エラ「マタ〈兄弟〉トシャベッテタノカ？」

マダ「…いや、そうじゃない。…ヴァーナと戦って疲れた。飯ができるまで部屋にいるわ。」

ナ「おう。そうか。」

マーダーは未だ顔色晴れぬまま出ていった

ナ「まぁとにかくだ。不死身相手に勝つなんざ無謀だ。と言うことは…」

全「「…」」

へ《にぇ？》

ホ「こいつの面倒を見てやることが一番近道になるな…」

キ「ほらチョコだよぉ～！」

へ《ご飯の前に食べるのはダメなんだぞ！》

ホ「流石パピルス。しっかりしてるな。」

これは道のりが長いなぁと思いながら僕らはその日からヘッドと遊ぶことになった

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追加キャラ設定

ヘッド

この世界のパピルスの霊
オレンジのコートと赤い手袋をつけている
頭は首から外れ、手で持っている
マフラーはいつのまにか無くしてしまったそう
無邪気で一人称は僕
成長途中だったのか歯が一本抜けている
よく自分の頭を投げて遊んでいる
本人曰く痛みはないそう